ほれほれ、これがお好きなんでしょう？と 言われてしまうと 強がって目をそらそうとしても 結局「その通りです…！」と ひれ伏してしまう。 どうにもこうにも好きでたまらない、 ヘリンボーンと室内窓の組み合わせ。

キッチンを囲むタイルも 安定感のある相性のよさです。 壁面収納に仕込まれた ワンポイントのブルーも テンションを上げてくれる いいお色。

キッチン収納、充実してます。 壁のコンクリだけだと 無骨な雰囲気に振り切りそうなところに ホワイトの面材が軽やかなアクセント。

実用的なキッチンは、 スッキリとしてお掃除もしやすそう。 いろんな角度から目に入る場所だけれど 収納が豊富なので 小物も全部中に仕舞いこめそうで 安心します。

さてさて、気になる室内窓の 向こう側も見てみましょう。

梯子つきのロフト収納に 小さなアーチときましたか。 なんだか、好みが 見透かされているかのよう。 備え付けのハンガーパイプは 室内干しにも便利そう。 アパレルショップみたいに 大好きな服を、余裕をもって 数着だけ掛けておくっていうのも 素敵かな。

アーチの向こう側は フリースペースとのこと。 ロフト上の室内窓から のぞきこめそうです。

個室は他に 4.5帖の洋室と

3.2帖のカウンター付き書斎が！ こういったスペースが 「あったらうれしい」から 「ないと困る！」ぐらい 大切になっている今日この頃。 おこもりスペース1つあるだけで ぐっと気持ちが傾く気がします。

ひゃ！ トイレ、かわいすぎる。 3色なんて攻めまくり、と思いきや トーンがぴったり合った配色で ちゃんとかわいく落ち着いていて… お揃いでクッションとか作っちゃいたいくらいの 絶妙な色合わせです。

洗面台も、いいですねぇ。 規則正しく整列したモザイクタイルに 真っ白の流し台、木枠の鏡に 壁付けの電球。 シンプルな要素たちが 1つにまとまると こんなにも 胸がきゅんとする仕上がりになるのだなぁ。

ゆったり入れるお風呂は 小物が置けたり手すりがあったり 安心感のある設えです。

天井までびっちりの可動棚、 これは心強い！ シューズボックスとしてはもちろん、 室内からもアクセスしやすい位置なので 小物を入れたボックスとか 並べておくのにもちょうどよさそう。

バルコニーに出れば 目の前には青々とした木々。 この景色も ヘリンボーンの床と コーディネートされてるみたいに ぴったり。

青空に映える 大きな白いマンションの中の1室が 「大好き」が詰まったあのお部屋。

休日には リビングに合うお花を買ってみたり 玄関に合うアロマを探しに出掛けたり…。 そうやって少しずつ 自分の色も混ぜ込んで もっともっと「大好き」な要素で 溢れさせていくのが きっと幸せで、楽しくて、 仕方がないと思うのです。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。