ターコイズブルーに染まるリビング。 フロアごとに表情を変える内装に 間取図にはない秘密のお部屋。 そこかしこから漂う異国情緒。 この世界観にどっぷりはまって もう、出られなくてもいいや、と 思えてくるのです。

1階に水回りと収納、 2階にLDK、 3階に個室が2つと 各階で役割が分かれていて 暮らしやすそう。

1階からゆっくり 楽しんで見ていきましょう。

広い玄関に大きな窓。 窓の向こうは小さなお庭。 こんな明るい空間なら きっと毎日の「いってきます」も 気持ちよく言えるだろうな。

ウォークインクローゼット、 これは憧れるサイズ感…。 お家に帰ってきて すぐに上着を掛けられたり 洗面所で支度をして そのまま着替えられるとか 動線的にもありがたい。

造作の棚が美しい ゆったりとした脱衣所に

アンティーク調の洗面台。 どのパーツも こだわって選び抜かれたことが 想像できて、いつまでも眺めていられます。

そして浴室のこの広さよ…。 窓から光が入る朝もいいし 夜ならキャンドル灯して 花びらとか浮かべたりして ひたすらに優雅な時間を過ごしたいです。

お次は2階へ。 改めまして、メインのリビング。 やっぱりここが このお家の主役に違いない。 くらくらしちゃうくらいの 壁から天井までのターコイズブルーが 遠くの国に来たような気分にさせてくれます。 ヘリンボーンの床に にぶく光るステンレスキッチン、 透明なペンダントライト。 あぁ、この景色だけで、 ときめきがオーバーフローしてしまう。

このままで完成された空間だけど 例えば思いきりカラフルな 旅のお土産の雑貨達や ど派手なファブリックで飾っても まとめ上げてくれそうな壁の色なので インテリアの妄想は捗るばかり。

3階の洋室は ガラリと空気が変わって 柔らかいピスタチオカラーのお部屋に

窓からの景色が抜けた 気持ちのいいお部屋。 それぞれ広さもあるので 寝室、仕事部屋、 子ども部屋に趣味の部屋、 何にだって使えます。

3階のトイレ、 鳥さんたちが羽ばたいている…。 どこまでも行き届いたこだわりが 幸せな気持ちにしてくれます。

そしてお待ちかね、 こちらが間取図にはないお部屋。 なんと、ペントハウスのように 屋上に1部屋増築されているとのこと。

日当たり良好。 窓も多く、風と光がよく通りそう。

わさわさとグリーンを置いて 温室みたいなお部屋もいいし ヨガとかダンスのスタジオにも ぴったりの雰囲気。 ソファとプロジェクターだけを置いて 住人だけの映画館というのも たまらない。 夢が膨らむ、ボーナストラックのような お部屋なのです。

このお家があるのは 三ノ宮駅から歩いて13分ほどの 坂の途中。

毎日の上り坂は大変かもしれないけれど こんなお家が待っていてくれるのなら きっと足どりも軽くなる。

アイアンの門扉や きらきら輝くライトたちが 迎えてくれるんですから。

映画や絵本の中のような 異国情緒あふれる街並みの中で 物語を紡ぐように 心ときめく生活が送れそうではないですか。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。