キッチンって家の顔です。
ここの佇まいがどんなふうかで、
どんなスタイルの日々を選ぶのか
ある程度決まってくる気がします。

かわいいですよね。
タイルの絶妙な色合いといい、
ミニマルなシンクの感じといい…。
それでいて、ここでの生活が
ナチュラルに想像できるような
親しみやすさも感じられる。

そしてこれですよ…！
レトロなぽこぽこガラスちゃん。
キッチンに窓があるだけで嬉しいのに
完全に好みの感じなんだもん。

それで、振り返った先にあるドアには
こんなふうなクリアのドアノブ…！
あれ、私このお家に狙い撃ちされてる…？

そろそろ間取り図見ましょうか。
あっ、平屋なんだ！ 嬉しい驚き。
「田」の形にお部屋が4つ。
玄関の横には4.5畳がもう一部屋。

なるほど、田の字の配置って
こういう感じなんですね。
柱と壁が真ん中にぐるりと4部屋。

こちらはキッチンからドアで繋がる、
掘りごたつのある6畳和室。
あれ、なぜだか急に懐かしい。
どことなく漂う夏休み感っていうか……。
目の前の扉を開けると、

小さなお庭と、それから水路！
せせらぎが聞こえるそうですよ。
これはもう、あのぐるぐるになった
蚊取り線香もくもくさせて
スイカ…は食べ切れないから
スイカバー食べる、夏なんです。
（裏の山は金閣寺所有の敷地だそうです）

そしてもう一つの六畳に繋がるのですが
引き戸をはずしてしまって
大きな12畳にするのもいいなあ。

ああ、天井も昔のまま。
照明の組み合わせもいいですよね。
ガラスの入った建具を開けると、

廊下のような縁側まであります。
古民家に住むってこれですよね…！
良い部屋干し天国にもなりつつ、
冬なんかは寒さも和らげられそう。

そしてキッチン横の4.5畳に繋がります。
板の間に食器棚を置いて
ダイニングにしてもいいし、
アトリエっぽくするのもいいなあ。

ちなみにキッチンの壁の奥は
お風呂なのですが、

見て！思いがけず最新式！
古いものは大好きですが、
お風呂だけは便利なのも捨てがたい…。

洗面所は玄関とキッチンの間。
床の柄がまたかわいい。

よい古さ、感じますよね。
夜には窓をちょっとだけ開けて
虫の声聞きながら歯磨きするのかな。
ちなみに横には洗濯機置けますよ。

トイレも現代仕様！
水回りには何もストレス無く
暮らしていけそうですね。

屋根が青いってだけまたときめく。
「青い屋根のおうち」。
なんでかな、言いたくなるな。

このキッチンのある平屋で
季節の京野菜なんて調理して
派手さはなくともおいしい食卓を
積み重ねていってほしいな。