縁側で四季を楽しむ、ゆったり古民家暮らし
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
何度目の出会いであっても、 やっぱり「縁側だ!」と 毎回反応してしまう。 それほどに魅力的で、 憧れの気持ちが強いのです。 まずは間取り図からどうぞ。 洋室に和室、サンルームや 珍しい洗濯室まであって…!
すぐにでも縁側を 愛でたいところですが、 今回は外観から順番に ゆっくり見ていこうかな。 物件は1955年生まれ。 築66年、さすがの貫禄です。 お年を召しているからこそ、 このどっしりとした安定感が あるのでしょうね。 カラカラカラ、と 気持ちのいい音が 聞こえてきそうな玄関。 砂利敷きで料亭みたいです。 玄関を抜けて左に行くと、 なんだか懐かしい雰囲気に ホッとするお台所が。 自分の実家とは違うのに、 どうしてこんなに 穏やかな気持ちになるのかな。 格子窓から入る たっぷりの光を浴びて、 どことなくお台所も 気持ちよさそうです。 煮物とか、豚汁とか、 ほっこりする和食を作りたい。 キッチンのとなりには、 洗面台とバスルーム、 トイレがきゅっと まとまっています。 水回りは清潔感があり、 66年の年月を まったく感じさせません。 きれいな水回りと 古きよき平屋のタッグ。 最高の組み合わせだぜ。 キッチンを抜けると、 和がいい感じに 混ざった洋室が。 年代物であろう建具と、 深みのある色合いの 落ち着いたフローリング。 この組み合わせがたまらない。 あぁ、ちらりと見えました! お庭のみずみずしい緑たち。 では、この流れのまま 縁側にゴーしちゃいます? いいですかね、いいですよね! ほっほっほ、すごい。 歴史が詰まっている このしっとりした空気感に、 思わず仙人みたいな笑い声が。 年月を経て変化した木材は、 特有の色っぽさがありますよね。 何事にも動じない姿に、 思わずこちらがたじろぐような。 お庭に足を投げ出して、 夏には縁側でアイスかな。 きんと冷やしたスイカもいい。 襖を閉めていても お庭を愛でられるように、 雪見障子になっていて。 空気が冷えている日は あたたかいお部屋の中から、 季節によって移ろいゆく お庭の姿を楽しみましょう。 お庭にはわさわさと自由に 枝を伸ばしている木々。 このままのびのびと 成長してもらいたい 気持ちにもなりますが…。
暮らしの中で丁寧に 手を入れたら、 さらに凛とした姿を 見せてくれると思います。 それぞれのお部屋は、 襖でゆるく仕切られています。 生活に合わせて襖を外して、 広いひとつのお部屋として 使ってもいいかもしれません。 玄関を入って 右手にある洋室は、 今までの雰囲気と変わり どこか大正ロマンを感じます。
間取り図には「押入れ」と 書かれていましたが、 私の知っている押入れと違う…。 レトロで、品のある上品さが じんわり漂っているような。 質のいい着物や帯を そっとしまっておきたくなる。 場所は東京「桜上水駅」。 駅から徒歩2分の場所にある、 懐かしさのある古民家です。 縁側でまったり、畳でごろごろ。 手が空いているときは お庭の手入れに精を出して。 四季をのんびり楽しむ暮らし、 この機会にいかがでしょうか。
文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。1991年生まれ。漫画と水遊びとおもちが好きです。主にツイッターにいます。 @kmn_nana
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