なかなか外出できない 最近の世の中だからこそ、 「家」にこだわる方が 増えてきているそうですよ。

自分が長く過ごす場所。 どうせなら居心地よく、 気持ちよく、暮らしやすく。 心がゆったりほぐれる空間を 選びたいと思うのは、 ごくごく自然なのかもしれません。

自分がもし、住むのなら…。 頭の中で暮らしを想像して、 「あ、いいなぁ」と納得できた。 そんな一軒家を、ぜひとも ご紹介させてくださいな。

1階にキッチンとバスルーム、 リビングダイニングと洋室ひとつ。 2階にはふたつの洋室に、 ゆったり広そうなバルコニー。 クローゼットも大きくて、 トイレは各階にちゃんとあって。 うんうん、暮らしやすそうだぞ。

リビングダイニングは どーんと約22帖もあって、 圧迫感なんてカケラもない。

大きな窓の向こうには、 緑のカーテンと うっすら見える青い海。 窓をすべて開け放って、 このカウンターで朝ごはん… なんて想像するだけで最高だ。

風が、そよそよ～って。 お部屋の中に入ってきて、 ほっぺや髪をなでていく。 そのやさしさにうっとりしながら、 パンをぱくり、もしくは ご飯をもしゃもしゃりと。

お天気のいい日は、 お庭に出て空を見ながら ランチをしてもいいですね。 おしゃれなテーブルセットを 用意するのもありだけど、 あえてビニールシートに ごろんと寝転ぶのも楽しそう。

あら、いい笑顔！ なんと畑もあるのです。 売主さまは、この畑で みょうがやオクラを 育てていたそうですよ。

上から見た畑スペース。 新鮮な採れたて野菜を キッチンで調理して、 その日においしくいただく。 なんて贅沢な食事でしょう。

ちなみにお庭には キッチンからも出られます。 扉から差し込んだ光が フローリングにゆるんと落ちて、 はぁ、もう、きれいですねぇ…。 あの扉があるのとないのとでは、 印象がガラリと変わると思います。

1階にある洗面台と バスルームはゆったりサイズ。 のびのび入れそうな浴槽に いいぞいいぞと思いつつ、 ここでもグッときたのは やっぱり窓でした。

洗面台の上にひとつ、 バスルームにもひとつ。 外の世界と完全に遮断しない ゆるくつながった空間に、 ホッと気持ちがゆるみます。

こちらは2階の洋室。 ひ、ひろいです…！ 約12.5帖もあるのですね、 寝室にしておくのは もったいないゆったりさ。 2階にはもうひとつ コンパクトな洋室があるので、 そちらを寝室にしてもいいかも。

お子さまのいるご家庭なら、 子ども部屋にしてもいいかなぁ。 私はおうち映画館に憧れているので、 プロジェクターを導入して 大きなソファで鑑賞したいな…。

映画をたっぷり鑑賞して 目がシパシパしてきたら、 バルコニーでちょっと休憩。 澄んだ空を眺めながら、 ただぼんやりするだけでいい。 それがもう、なによりも 心の栄養になるでしょうから。

視線の先には青い海が。 高台にある物件だからこそ、 遮るものがない清々しい景色！

さらにですね、こちらの物件、 海が近いのに津波ハザード外。 かつ、高台にありながら 土砂災害警戒区域外なのです。 実際に暮らすとなると、 そういう面も気になりますよね。

ちょっと足を伸ばせば、 こんなに美しい海がすぐそこに。 販売価格は、お安いとは なかなか言えませんけれども…。

暮らしやすそうな間取り、 バルコニーからのさわやかな景色、 お庭もあり、畑もあり。 「え、どうしようかな…」と 本気で考えてしまうほどには、 魅力的だと思いませんか。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。1991年生まれ。漫画と水遊びとおもちが好きです。主にツイッターにいます。 @kmn_nana