「ロフト付き」っていうワード。
それだけで、なんとなく
心が浮き立つものです。
だけど実際は、
思ったより天井が近かったり
暑すぎたりして
意外と使いこなせない…
なんてことも。
そんなロフト難民の方に朗報です。
これまでとは
ひと味違うこのロフト。
ロフトというより、
中二階のような…
絶妙な高さに浮かんだ
程よいサイズのスペースなのです。
独立洗面台や
2くちコンロのキッチンなど
あるとうれしい設備が
きっちりと揃った上で
満を持してのロフト。
セミダブルベッドが
ぴったりはまるサイズです。
素直にロフトをベッドスペースに
するのもいいけれど
クッションとか
小さなローテーブルとかを置いて
極上のチルスペースに仕上げるのも
いいかもしれません。
ネイティブ柄のラグなんかも
クールな波型の鋼板の壁に
いい感じに引き立つ予感。
窓は南側に大きく2か所。
光もたっぷり入るこの部屋では
大きなグリーンが
よく育つんじゃないかな。
ナチュラルカラーのフローリングとも
相性がよさそうです。
廊下にはキッチン、
その背面の冷蔵庫スペースには
さりげなく棚も備えられていて
ロフト同様、縦の空間が
うまく使われているのがわかります。
空間によく馴染む
合板×ステンレス。
収納スペースはないですが
下がぽっかりと空いていて
工夫の余地があるし
雑然とスパイスとかを並べるのも
こなれ感があって
かっこいいかも…と思うのです。
サニタリースペースには
入って右手に大きめの棚が。
タオル類や、ストック関係も
まるっと抱えてくれそう。
一見シンプルな洗面台は
むき出しの電球や
フレーム付きのミラーが
さりげなくいい味を出しています。
浴室はクリーンなホワイト。
小物類も色を抑えて
すっきりとした雰囲気を
保ちたい。
玄関に立つと
無垢の床や波板の壁、
コンクリの天井といった
この部屋を、この部屋たらしめる要素が
一目で飛び込んできて
あらためて、引き込まれてしまいます。
さて、ここで、しつこいようですが
ロフトをもう一度。
このロフトで
音楽かけてコーヒー飲んだり
ワイン片手に、映画を観ながら
うとうとしたり。
そんな時間を想像して
うっとりしてしまいます。
それに、パイプの梯子で上り下りする
ワクワク感も、味わってみたい。
ここは、京王線の幡ヶ谷駅から徒歩2分。
新宿までのアクセスも良好で
大人になってからの
一人暮らしにもうってつけのエリア。
疲れて帰ってきた夜も
ゆっくり過ごす休日も
ロフトでチルタイム、いかがでしょうか。
文・ほしりょうこ
散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。