なかなか外出できない いまだからこそ、 自分だけの図書館が お部屋の中にあってほしい。 棚が視界に入るたびに 気持ちがワクワクするように、 自分の好きな本を丁寧に並べる。

ふかふかのソファに ゆったりと腰を下ろして、 いざ、本の世界へ。 窓から流れてくる風を 全身で感じながら、 ぱらりぱらりとページをめくる。

備え付けの棚の上には テレビも置けそうですが…。 雰囲気に合う木の棚を追加して、 図書館をさらに大きくしてもいいな。 オーディオセットを置いて、 物語を盛り上げる音楽を 流してみるのも楽しそう。

うとうと眠くなってきたら、 おこもり感のある寝室へ。 本を片手に布団に入り、 まぶたが落ちる直前まで 物語の世界に没頭するのも たまらない時間ですよね。

では、ここで間取り図を。 「食べる」と「寝る」を しっかりとわけられる 住みやすそうな造りです。 「読む」に関しては、 気の向くままどこでも 自由に楽しみたいな。

それこそ、トイレでも。 こんなにゆったりした空間、 つい長居したくなりませんか？

読みたいときにすぐに 本を手に取れるように、 この収納に何冊かスッと 差し込んでおいてもいい。

紙がしわしわに なってしまうのが 難点ではありますが、 お風呂での読書も 集中できて好きなのです。 広い浴槽で足を伸ばして、 じっくりと文字を追う。

さてさて、 お部屋のご紹介に戻りまして… こちらは寝室です。 大きな収納がありがたいな。

奥行きもたっぷり！ 右側は春夏のもの、 左側は秋冬のもので 使い分けてもいいですね。

キッチンは窓から光が 差し込んで明るい雰囲気。 食器棚も見事にピタッと スペースにハマっていて…！ 備え付けの棚だからこその 気持ちいいジャストサイズ。

デスクやドレッサーとして 使えそうなスペースもありました。 しっかりと引き出しもあり、 なによりここにも窓があるのが うれしいではありませんか…！ 光を浴びながらの作業、 沈んだ気持ちも消えていきそう。

窓からは公園の 見事なお堀と緑が見えますよ。 本に囲まれて暮らしつつ、 気分転換に公園を散歩して。 さまざまな変化に 感情が揺れ動く今だからこそ、 物語の世界に入って 心をしっかり取り戻したいな。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。1991年生まれ。漫画と水遊びとおもちが好きです。主にツイッターにいます。 @kmn_nana