京都の寺院に囲まれた12LDKの豪邸
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
琵琶湖疏水の側にある門を通り、
玄関までの緑豊かなアプローチの先に、
和洋折衷のお屋敷があります。
なんとこちら…
築90年以上だそうです。
玄関までのアプローチは
竹林と石垣の緩やかな小径。
「ちょっとそこまでお散歩に」が
玄関先で完了しそう、
なんて野暮なことを思ってしまいます。
渋くて重厚な表玄関。
しっかりとした作りの屋根や壁ですね。
お部屋の数は1,2,3,4,,,
うーむ、確かに12LDKある。
洋館と日本家屋は
玄関ホールで繋がっていて
別棟というわけではないみたい。
2階の洋室は1部屋を除いて
ドアで繋がっているよう。
こちら2階の洋室なのですが…
ひええ、写真館のような美しい赤絨毯!
天井からのライトも繊細で
異国情緒が漂っています。
このお家で暮らしつつ、
アンティークな雰囲気のお着物のサロンと
撮影スタジオをするのはいかがでしょう。
京都らしく一流の千總を扱うもよし、
平安蚤の市で掘り出し物を
見つけ出してくるもよし...
と妄想が捗ります。
2階ホールにある階段側の窓は
天井近くまであります。
日差しを浴びながら風に揺れる新緑を眺めて
上り下りしたら気持ちがいいだろうなあ。
ちらっと見えております階段横のお部屋は、
書庫になっています。
作品集やフォトアルバムをしまっておく
場所にしてもいいですし
14.6帖の広めのお部屋ということは、
本の虫さんはさらに本棚を追加して
座り心地のよい
とっておきの椅子を用意して
読書に耽ることができる...。
1階には上品な白い壁の和室。
お客さんが泊まりに来た時用に
案内したら喜ばれそう。
それとも、このレベルのお屋敷だと
住み込みのお手伝いさんの為の
お部屋になるのでしょうか。
その和室の向かいには
窓の大きなリビングがあります。
重厚なソファが置いてあっても
馴染んでしまうのがすごい。
おおきな古時計に、暖炉でしょうか。
オーナーさんに、
これは一体いつどこで...と
聞いてみたくなる置物が
ちらほら写り込んでいます。
これはこれは曲線の美しい
ダイニングテーブルとチェアですこと。
立派な彫刻のしつらえです。
お部屋の奥には4.5帖の和室もあります。
世界の色々な茶葉を取り揃えて、
その日の気分に合わせてお部屋を変えて
お茶の時間を楽しみたい。
キッチンは
窓枠や勝手口のドアの淡いグリーンと
フローリングの上品な
深いブラウンがお似合い。
日々の食生活を支えてくれる空間が
やさしい雰囲気だとうれしいですね。
真ん中に作業台を置いて
お友達を呼んでパンをこねて
作り付けのオーブンで焼き、
コンロでは煮込み料理を作って、、、
きっとたまらぬ良い匂いでしょうけれど、
4つも窓があり、換気扇も2つあるので
換気もばっちり行えます。
広いお庭で遊んでいた子どもたちも
ここから漂うご馳走の香りに釣られて
戻ってきたりして。
作り付けの食器棚は余裕の収納力。
コレクションの食器は
ガラスの見せる収納に入れて
インテリアとして飾るのでしょう。
お写真正面から見て右側が日本家屋です。
敷地内に広がる
丁寧に手入れされたお庭。
角の大きな窓からの眺めは
どんなに美しいことか。
端正に連なる格子の美しさ。
ここにいると背筋がすっとのびます。
二間続きで広々と使えるので
お稽古の教室などを
ここで開いてもいいんじゃないかな。
こんな壮大なお屋敷だったら、
サニタリーはどうなっているんだろう?
と気になるところですが、
場所は洋館側の1階。
白とダークブラウンを基調に
シルバーのタオルかけが
クールで良いアクセントに。
見てくださいこのお風呂!
旅館のような赤い陶器の湯船。
こういう湯船にも
湯沸かし器って付けられるんだ。
ヘッドが連なったシャワーに
美と健康へのこだわりを感じます。
トイレも綺麗に近代化されています。
大きな窓がトイレやお風呂に
付いているのって嬉しいよね。
このお屋敷、地図を見てみると
周辺になんと寺院がこんなに。
このレベルのお屋敷だと
世間には公開せずに販売されていたり、
例えば寺院敷地内にある場合
宗派にもよりますが
出家した方が1人は住居していないと
いけないなどの制限がある時には
そもそも入居者の募集活動を
していないこともあると聞きます。
いずれにしても、
なかなかお目にかかることが
ないような物件。
緑豊かな落ち着いたこの環境で、
和洋折衷な素晴らしいお屋敷を
次はどんな方が受け継いでいくのでしょうか。
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