
これぐらいの「実家感」がちょうどいい
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
夫婦揃って 「戸建てに引っ越そう!」 と決意したのは 長く続く自粛期間に ほとほと疲れ果てた頃だった。
走ったり、ジャンプしたりが もうお手の物の息子と よちよち歩きを やっとこさマスターした娘。
歩く娘を褒めつつも
走り回る息子を
たしなめざるを得ないのが気の毒で
長く続いたマンション暮らしに
終止符を打つことに決めた。
この家が建った頃から 大切にされてきたであろう 靴箱も愛おしい。
それに何より、広い!
マンションの狭い玄関で
子どもたちに
必死に靴を履かせる毎日を思うと
ここだけでこの家に住む価値が
あるような気がしてくる。
「せっかく戸建てに住むなら ピカピカの建売みたいなお家よりも 『実家』って感じの所がいいなぁ」 っていうのが、私の希望。 格子の引き戸とかも そうそう、こういう事なのよ!って感じ。
だけど、木目の天井とか 淡いグレーのアクセントクロスとかで 洗練された感じもあって 程よい匙加減。
柱の周りを子どもたちが
追いかけっこしていて、
「静かに走って!」って
言いそうになったけど
ここには、下の階ってやつは
ないんだよね。
それを思うと、私の心は広くなる。
ピカピカのお風呂に
もう少し子どもが大きくなったら
片方は子ども部屋にしないとね。
子どもたちは
どっちがいいって言うだろう。
都心からはちょっと離れているし 駅からはバスが必要な距離だけど 今はそれよりも、大きな公園が 近所にあることの方がうれしい。
本当は少しだけ 都心近くでのマンション暮らしも 名残惜しかった。
だけど、このお家での毎日を想像したら 家族でやりたいことが 沢山浮かんできて あぁ、今がそのタイミングなんだ!って思えた。
必要な物や大切なこと、 それに、住みやすい場所とか 色々なことが、少しずつ変わっていく。 変化のタイミングに このお家に出会えた運命を信じて 新しい毎日を目一杯楽しまないとね、
文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。

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