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おいしい気持ちがあふれるキッチン

ひとりで暮らしていたときは お腹が空かなかったのに、 ふたりで暮らすようになってから しっかりお腹がグゥと鳴る。 胃袋が空っぽですと、 体が私に知らせてくる。

私の食生活を見かねてか、 「そろそろ一緒に暮らそうか」と 言ってくれたのは彼女から。 引っ越すことで変わるのは 部屋だけだと思っていたけど、 まさか胃袋まで変化するとは。
仕事を終えて家に着くと、 今日のご飯はなにかなぁと まず考える自分がいる。 ソワソワして、ワクワクして、 つい口角がゆるんと上がる。
玄関を開けると、 ふわりと届くいいにおい。 今日のメニューはなんだろう。 1階も2階も無垢材の床で 足の裏が気持ちいいから、 スリッパは履かずに 裸足でスルスルと移動する。
廊下を進んで 広々したリビングに入ると、 キッチンに立つ彼女の姿。 「ただいまぁ」と言うと、 「おかえり」と返ってくる声。 それがうれしくて、たまに 何度もただいまと言う。
朝ごはんは、ゆったりした カウンターテーブルで簡単に。
夜ごはんは、窓の近くに置いた 大きなテーブルでのんびりと。 それが我が家の食事スタイル。 あたたかい日は窓を開けて、 風を感じながら食べたりする。
グリル付きの3口コンロは、 料理好きの彼女にとって 最高にうれしいらしい。 彼女の楽しそうな リズムを崩さないように、 洗い物だけそっとやるのが 自然と決まったふたりのルール。
2階には部屋がふたつ。 大きなベッドを置いて たっぷりゴロゴロしたいから、 11帖の広いほうの洋室を ふたりの寝室にすることにした。
天窓から降り注ぐ やわらかな光を感じるたびに、 ここを寝室にして大正解だったねと ふたりでニンマリ笑い合う。
大きなクローゼットは、 ふたりの本をたっぷり 収納することにした。 本棚を置くスペースが いらなくなったから、 部屋がさらに広く使える。 ふたり分の服たちは…
この6帖の洋室に。 ラックやチェストを置いて、 衣裳部屋に変身させた。 お互いに服をたくさん 持つタイプではないから、 まだまだスペースに余裕がある。
肌質が違うから、 スキンケア用品は お互い別々のものを使う。 私のものは右側に、 彼女のものは左側が 収納場所の定位置。
髪質は似てるから、 シャンプー類は 同じものを使えて便利。 一緒の香りになるのもいい。
トレイは木の蓋が ナチュラルでお気に入り。 カバーで飾ってあげなくても、 ちゃんとおしゃれに見えるから。

洗濯機は1階にあるから、 ゴウンゴウンと回したら…

よいせと筋肉を駆使して、 2階のバルコニーに運ぶ。 いい感じに体を動かせるから、 運動不足の解消にいい。
洗濯物をすべて干したら、 たまにバルコニーでぼんやりする。 いつも眠くなってくるころに、 1階から「ごはんだよー」の声。

タイミングよくグゥと鳴るのは、 ウキウキしているお腹の音。 はやる気持ちを抑えながら、 今日も階段をトトトと下りるのだ。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。1991年生まれ。漫画と水遊びとおもちが好きです。主にツイッターにいます。 @kmn_nana

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