ありそうでなかなかない、
というまあまぁ使い古されたフレーズを、
（まぁまぁ頻繁に使ってる気もするのですが）
でも敢えて使わせてください。

そう、
なかなかないですよね、これこれこの感じ。

倉庫をリノベーションして、
アメリカンなカフェをモチーフにしたようなこの感じ。

面白いですよね。
インダストリアルな雰囲気というか。

建物の外観をパッと見る限りは
そんななんか
工場！とかアメリカン！って感じもあまりなく

比較的普通さもある外観。
ちょっと「あの頃」を思い出させてくれるかな、
っていう、そんな少し懐かしい感じのデザイン。

でも、屋外も細かい部分をちゃんと見ていくと、
ちゃんとインダストリアルな部分を感じられる。

うん、倉庫感ありますよね。
このバルコニーでビールを飲みながら
チルするのはとても気持ちよさそう。

この外観と内観を
トーン合わせで建てたのかと思いきや
既存の天井を抜いて
配管なんかを剥き出しにしてのこの仕上げだそうですよ。

そう、色々抜いてるだけでなくって、
作り込む所はきちんと作り込んでるんですよねー。

とても良い。

うん、とても良い。

活かす所を活かし、作る所は作る。
良いリノベーションの基本ですよね。


そしてこの素敵な雰囲気をきちんとうみつつ
セントラルヒーティングを実現してるのも素晴らしい。

北海道、石狩市にあるこんな大きめ一軒家、
全体的にあったかい暮らしはほんと嬉しい。

あと、設計的にこういうウオークインクローゼット的な
趣味のお部屋的な使い方もできるし、
パントリー的な使い方ができるような、
ある意味で曖昧なスペースとかもいいでしょう？

ワークスペースとしても良いかも！

でも北海道だし、このキッチンだし、
やっぱりパントリーかなぁ。

雪で買い物に行きにくい時でも
食材のストックがたっぷりあれば
ぬくぬく室内で腕を奮って過ごせるだろうし。

そしてそう。このキッチンもそうですし、
このアメリカンダイナーな空気を
どこか感じさせてくれる洗面台なんかも
新品が入ってるそうですよ。

おしゃれですよね。
やっぱり床のチョイスが
アメリカンダイナー風味なのかな？と
トイレを見ても思わされる。

でも床をよく見ると
日本でも見かけるデザインだから、
合わせ技なんでしょうね。

組み合わせセンスの妙技かなって。

お風呂はめっちゃ日本式ですけど、
変にアメリカンに全部こだわりすぎて
幸せな日本のお風呂文化を無くさない
現実重視なところも良い。

ただ、
それ以外は結構徹底的にイメージ統一してて
各お部屋もトーンこそ違えど、コンセプト的には統一。

玄関もできるだけ統一。

ほら、日本は靴を脱ぐ文化だから、
アメリカンに仕上げようとすると
結構玄関の仕上げって難しいと思うのだけど、
それでもこれは良い着地じゃないですか？

床に座って過ごす日本人向けに、
この段差が区切りにもなってるとか、
とてもうまく考えられてるし。

そっけなくアメリカンに見えて、
よく考えられてうまく仕上げられてる
とても良いお家だと思います。

駅からは少々ありますが、
駐車場にシャッター付車庫もあるし、
車種は選ぶものの、
もう一台分確保されてるらしいですし、
北海道ですしね。

海も川もほど近く、公園だってすぐそこ。
うん、暮らしを楽しむには良い環境かもですよね。