どこでだって働けるなら どこにだって住める。 テレワークをしながら、 そんな毎日が もう目の前に来ているのだと ふと気が付いた。

そう、ここは石垣島。 プライベートビーチまで徒歩7分。 さらに、絶景で知られる 野底マーペーも望めて、 自然を両手いっぱい抱えたような 魅力的な場所だ。

都会と島とのデュアルライフを 現実のものにしてしまおう。

一瞬目を疑うほどの 広々とした敷地に ゆるーくL字の平屋の建物。 部屋のインテリアだけじゃなくて お庭のコーディネートも楽しみたい。

こんな素敵な家が手に入ったら 都会の家に求めるスペックは シンプルになりそう。 場所も、駅や会社なんかより 空港に寄せちゃったりしてね。

三角になった高い天井が開放的。 ダウンライトが埋め込まれた梁は 部屋全体の印象を シックに仕上げてくれる。

リビングからは 遠くに海が見えるから 窓に向けて とびきりリラックスできる椅子を置こう。

床はフローリング…と見せかけて 木目調のフロアタイルだそう。 海から帰ってきて 砂が落ちてもお手入れしやすい。 それに、暑い石垣島の夏も 裸足で歩けばひんやり気持ちいい。

対面キッチンは ちょっとごちゃついても ルーバー扉で目隠しできる。 それに、この白いルーバー扉なら 閉めても様になりそうだ。

サーモンピンクの壁紙が 愛らしいキッチンスペース。 キッチン自体も広々だし 備え付けの棚もある。 ここでの時間を楽しむには 美味しい食事も大切だから この充実のキッチンがありがたい。

リビングの奥にちらりと見えた ブルーの空間はここだった。 美しい壁の色もさることながら 洗面ボウルのフォルムにうっとり…。

バスルームもまた 素敵すぎてため息がこぼれる。 家でも海を感じられるような 大判のブルータイルが鮮やか。 それにこのバスタブ、 シルバーの脚がモダンな家具のようで シンプルながら存在感が抜群。 本とかアイスティーとか持ち込んで 優雅なバスタイムを 延々と楽しんでしまいそうだ。

突き当りの広い洋室は 程よいサイズの出窓と 1畳サイズの大容量収納がついている。

そして小窓が3つ。 3面採光だから、 少しカーテンを開けておいて、 朝日と共に目を覚ますのも 気持ち良さそう。 写真みたいにドンとベッドを置いて 眠るためだけの環境を整えよう。 せっかくここで過ごすなら スマホなんかは見ないで 寝る前には夜空の星を眺めて 深い眠りにつくんだ。

もう1つの洋室がこちら。 先ほどの洋室に比べて 少しコンパクト。 ここを仕事部屋にするのもいいし 仕事はリビングでするとして BBQとか海とかで使うものを まとめておくのもいいかも。

ほら、さっきのお部屋に置いたものを そのまま持って外へ出られる。 キッチンやリビングからも ウッドデッキに出られるし アウトドアリビングみたいな 使い方もいいかな。 庭にはハンモックとかも装備したい。

でこぼこの脇道を通って この家に入る度、 心のスイッチが切り替わりそう。 築き上げてきた都会での生活と 夢見た島での生活。 こんな今だからこそ、 2拠点を軽やかに移り住める。

起き抜けに 用もなく海までとことこ歩いて 軽く泳いで帰って来られる日常に もう手が届きそうだ。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。