赤い屋根が目印の かわいらしいお家。 「赤い屋根」と聞くと、 ウサギちゃんネコちゃんの キュートな人形たちが住んでいる 赤い屋根の小さなおうちが 思い浮かぶ方もいると思いますが、 ここは大きなおうち。 ゆったりひろ～いのです。

1階に洋室がひとつ。 階段を下りてB1階には キッチンとリビングが。 もうひとつの洋室は2階に、 さらに階段を上がると 3階に和室があります。

メゾネットタイプなので、 上と下に生活音が響くのを 気にせずに暮らせそう。 元気いっぱいのお子さまがいる ファミリーにもぴったりですね。

オーナーさまのこだわりで、 床はさわやかな 淡い色のヘリンボーン！ 材は椹（さわら）なんですって。 素足でも気持ちよさそうだなぁ。

こちらは玄関周りです。 手前には階段があり、 トントンと下りると 半地下のような空間に。

「半地下」と聞くと おこもり感のある場所を 想像してしまいますが、 なんとも開放的なリビングで…。 窓から見えるたっぷりの緑に 毎日癒しをもらえそうです。

リビングからはお庭に 出ることができますよ。 わ～どうやって使いましょう。

ガーデニングや家庭菜園を してもきっとすてきでしょうし、 お子さまのいるご家庭なら 夏はビニールプールを 出してもいいんじゃないかな。

キッチンはたっぷりの 収納がなんとも頼もしい！ カトラリーにお鍋たち、 常温保存の食材に缶詰。 収納に入れたいものは たんまりとありますものね。

あとは衝動的に手に入れた わたあめメーカーや 流しそうめん器などなど… 買ったはいいものの 滅多に表舞台に出ない キッチン用品たちも、 まるっと受け止めてくれそうだ。

わ、照明もかわいい〜。 3つのさくらんぼが 並んでいるみたいです。 ではでは、2階へ。

2階の洋室は、 クローゼットの白の扉と 明るめの床材のおかげで、 どことなく南国の雰囲気。

リゾート感のあるBGMを ゆったりと流しながら、 このお部屋で過ごしてみたい。 掃き出し窓を全開にして やさしく通る風を感じつつ、 海辺によくあるビーチチェアを バルコニーに置いて…

空を見ながらぼんやりと。 グァバジュースなんて 飲んじゃったりしてさ。 いいなぁ、そんな生活！ のんびりできるバルコニーが 生活の一部にあるのは、 当たり前ではないですもの。

なかなか外に出られない このご時世だからこそ、 自宅にこういったスペースが あるのは心強いだろうな。

こちらは3階の和室。 ふすまのくすんだ黒が 全体をキリッと引き締めて かっこいいですねぇ。 小さなぽやりとした照明が、 やさしい雰囲気を出しています。

そうでしたそうでした、 なんとこちらの物件ですね、 DIYもOKなのです！ 「和室もすてきだけれど 洋室がいいなぁ」と思った方は、 自らの手でお部屋を変身させるのも 楽しいのではないでしょうか。

場所は東京「大森駅」。 駐車場もあるので、 車をお持ちの方でも安心です。 階段でお部屋がきっちり 区切られていると、 気分の切り替えも スムーズにできるでしょうね。

眠りたい人と起きる人、 遊びたい人と黙々と作業したい人。 階段がそれぞれの生活を ゆるくつなぎながらも、 適度にプライベートを 確保してくれそうです。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。1991年生まれ。漫画と水遊びとおもちが好きです。主にツイッターにいます。 @kmn_nana