
京都のカラフルな魔女
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
理想の歳の重ね方。 魔女みたいなおばさんになること。
家からは、なにやら
おいしそうな匂いがしていて。
階段下の赤い収納棚には、
長年漬けた自家製梅酒がどっさり。
橋げたのような縁側のような、
ここから足を放り出し
ぶらりぶらりと過ごす。
金魚同士の会話を想像しては
ふふふっとなる。
手を合わせて、また早足気味に道を戻る。
これも日課。
文・戸田江美
1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e

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