くるくると弧を描く階段に、 広々としたリビング。 初めての一人暮らしから ずっとワンルームだったから 独立した寝室にも憧れていた。

憧れと好きがたくさん詰まった このお部屋。

でも実は 1番長い時間を過ごす場所は 間取り図ではわからない すみっこのこぢんまりとした 空間だったりして。

階段を上がり切って 燦々と陽が降り注ぐこの場所には なんと小さなデスクが飛び出している。 コンセントだってある。

広い部屋を選んだのに ここでスツールに腰掛けて過ごす時間が 何より落ち着くなんて。

相変わらず続くテレワークも 休日のコーヒータイムも もっぱらここになってしまった。

とはいえ、素敵は部屋の隅々に。 玄関から居室、細部に至るまで お気に入りがちりばめられている。

3階までひと続きの このモスグリーンの壁も そのひとつだし、

このニッチが 部屋にたどり着くまでのワクワク感を 高めてくれる。 インダストリアルな階段に合わせて くすみカラーの ドライフラワーなんか飾ろうか。

よく見ると、階段は途中で アイアンから木目に切り替わる。 きめ細かいこだわりが、 この部屋の自慢。

階段室と居室を隔てる壁は アールになっている。 そしてそこには 木枠の格子窓が…。 床の柔らかい色と 格子窓を通して見える モスグリーンの壁が なんとも可愛らしくて にんまりしてしまう。

部屋にアールの曲線があると たちまち特別感が増すから不思議。 スイッと高い窓が 風も光も居室にいざなってくれる。

ほら、反対の壁にも窓が。

大きな観葉植物が似合いそう。 人間も植物も 一緒に気持ちよく過ごせそうな空間だ。

3くちコンロに広めのシンク、 作業スペースも確保されたキッチンでは 料理に腕を振るいたくなる。 朝食には、前日から仕込んでおいた フレンチトーストを焼いたりなんかして。 食べるのはやっぱり、 木枠の格子窓がある すみっこかな。

洋室は白がベースのすっきりとした空間。 リビングから完全に独立しているから 落ち着く。

洋室からつながる ウォークインクローゼットは このとおり、たっぷりの容量だし

バルコニーがないのはご愛嬌だけど 室内干しができるのは嬉しい。 サニタリーは 洋室から直接アクセスできる間取りなので 動線もスムーズ。

朝起きてすぐ そのままシャワーを浴びに行けるのも 助かるなぁ。

脱衣所にある洗面台は 無駄のない潔いデザイン。 毎日きちんと水滴を 拭き上げたくなる。

シンプルなバスルームには 実は嬉しいポイントが…。 なんとこのシャワー、 高さが自由自在に変えられる。 ベストポジションから シャワーが降り注ぐのって 嬉しくないですか？

トイレも、ペーパーホルダーや タオル掛けはさりげなく木製になっている。 さりげなくかわいいデザインなのが 取りこぼしがなくうれしい。

極め付けはこの玄関。 家とは思えない おしゃれなショップみたいでしょう？ 実際に建物の一部には ショップが入るそうです。 宅配ボックスが各戸にあるのも とっても助かる。

近所のカフェやバーよりも 自分の部屋がお気に入りスポットって 素直に思えてしまう。 ステイホームが、ますます捗りそうだ。