12月が近づくと そろそろ忠臣蔵の季節だなあと 思うわけですが 近頃は時代劇チャンネルでしか 放映してくれませんね。

あれを観ないと年越せない。

そんな忠臣蔵の主人公である 赤穂藩ゆかりの物件、 見つけちゃいました…！

場所は兵庫県赤穂市のかつての城下町。 なんと元赤穂義士住居跡に建つ 古民家の登場です！

写真を見てもわかる通り とにかく広い。 広さ約100坪。 ま〜ご立派すぎる！

この敷地のひと区画に レストランを開いてくれる方を 探しておられます。

驚きなのが、家賃７万円で敷金礼金なし。

古民家って素敵だけど 初期投資がネックになりがち。

けどここなら チャレンジできる気がしませんか。

敷地内には物販、カフェ、 武士道博物館などの オープンが決まっているそうで この古民家は集合店舗として 活用されるそうです。

惚れ惚れする梁がある蔵は カフェになる予定。

市の景観重要建造物に 指定されている上に、 赤穂城下町で唯一、 武家住宅の様式を残した建物。 町のアイデンティティでもあるような建築が こうして人が集まる場になっていくの、 たまらなくワクワクしますよねえ。

レストラン区画は、 現在仏間になっている離れ。 オーナーさんと相談しながら 改装していきます。

渡り廊下と窓からは 中庭が見えます。

松、石灯篭、飛び石、 手水に板張りの廊下。 日本家屋の萌えポイント詰め込んだ空間！

風情ある庭を見ながら くつろげる席があったら良いな。

雪がしんしんと降る日は 陣太鼓の音と 「月こそ違え、今日は殿のご命日」 なんてセリフが聞こえてきたら ゾクゾクしちゃう。BGMで流してほしい。

立地的には赤穂城もほど近く、 周辺には赤穂四十七義士を祀った 赤穂大石神社や、 赤穂藩士たちの屋敷跡があります。

というわけで観光に来た人が レストランに立ち寄りやすいこと 間違いなし。

オープンしたらもちろん 東京から行きます！

文・戸田江美

1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e

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