まず目を奪われたのは、 やっぱりキッチン。 どーんと長くて スタイリッシュ！ 高級ホテルにある パウダールームみたい。

手元を照らす間接照明が たまりませんねぇ。 自分のお部屋にこんなに 洗練されたキッチンがあったら、 腕によりをかけたくなるかも。 スパイスやハーブ類を ずらりと並べたら、 レストランのシェフの気分。

あ！ここまで長い調理台なら、 とんかつだって 簡単ではないですか！？ バットをみっつ並べて、 小麦粉！卵！パン粉！ バットを横に並べて 使えるキッチンなんて 贅沢ですよ、最高です。

洗面台はキッチンと 一緒になっているので、 顔を洗う場所を 手前にするか奥にするか、 最初に決めておくのがよさそう。

導線的には、手前を 洗面台にするのがいいのかな。 でもでも、長くて広い 調理台も惜しいなぁ。 使い方を悩む余地があるというのも、 住む方の特権かもしれません。

キッチンのうれしいところ、 まだありますよ。 目の前の鏡をパカッと開くと…

なんと！収納でした！ すごいです、大容量。 生活感をまるっと隠して、 おしゃれなキッチンを さらに魅力的にできます。 キッチン用品や調味料はもちろん、 スキンケア用品やドライヤーも ポイポイと隠したいな。

冷蔵庫を置くところは、 左側のくぼみ。 冷蔵庫の巣のようで、 なんだかかわいいです。 ぴったりとハマる ホワイトの冷蔵庫を、 ぜひとも探し出したい。

間取りも個性的です。 水回りがお部屋の中心に ちょこんと集まり、 周りをグルグル歩けるつくり。 床暖房もあるなんて、 冬の足元にやさしいです。

お部屋は全体的に 清潔感のあるホワイトで統一。 大きな窓がいいですねぇ。 カラッと晴れの日はもちろん、 しとしとの雨を眺めるのも 気持ちが落ち着きそう。

天井から床までが窓だと、 なんだかホームシアターみたい。 その日のお天気によって、 上映される映画が コロコロと変わるような。

ちょっと目隠ししたいときは、 ブラインドを下げましょう。 カーテンの隙間から 漏れ出る光とはまた違う、 細かな光がとってもきれい。

キッチンに続いて、 ベランダもなが～い！ ひとり用の椅子を置いて、 ゆったり過ごせる広さです。 手すりの高さもあるから、 座れば外から見える 心配もなさそうでいいな。

収納は種類豊富です。 ハンガーパイプつきの こちらのクローゼットには、 コートやワンピースを かけて収納しようかな。

お隣のこちらには、 ボックスを積んで 靴下やインナー類を 収納するのに便利そう。 掃除機やフローリングワイパーを 入れておいてもいいかも。

高さを変えられる棚には、 バッグや帽子を収納したいな。 べちゃりと潰れないように、 アイテムによって しっかり高さを調節しよう。

小箱が積まれたような こちらの収納スペースには、 本や小物を入れておこうかな。 ついあちこちに置いてしまう 時計やアクセサリーも、 この段に置く！と決めたら 散らばらないですむだろうか。

ありがたいのは、 収納にしっかりと 扉がついているところ。 中身がごちゃりとしているときも、 扉をパタンと閉めてしまえば あっという間にホテルのよう。

洗濯機だって、 真っ白な扉で隠せます。 洗剤や柔軟剤を置ける 棚もバッチリついている。 すごいですね、簡単に 生活感を隠せるアイデアが いたるところにある。

お部屋の中央にある バスルームは、 なんと天井がガラス！ ゆるく光が透けるおかげで、 圧迫感がないですねぇ。 浴室乾燥機もありますよ。

トイレの天井もガラス。 あえてブラックの床で ピリリと引き締めるの、 こだわりを感じます。 うれしい温水洗浄便座つき。

玄関はスッキリと、 シンプルイズベストです。 出しておくのは、 お気に入りの一足だけかな。

あとはこちらの靴箱に。 もちろん高さは調節可能。 かゆいところに 手が届くお部屋です。

家具や小物は、 ピンとくるものだけを 丁寧に選んでいきたい。 とりあえずで選ぶものは、 センスのいいこのお部屋には きっと馴染まないだろうから。

玄関もホワイトで、 手を抜いているところがない。 ドアノブまで白で揃えて、 こだわりがすごいです。

外観だってスタイリッシュ！ 帰り道に我が家が視界に入るたび、 こっそり得意げになるだろうな。 あのかっこいい建物、 私の家なんですよ～って。

このお部屋に並べるなら こんな服が似合うかな、 こんなアクセサリーがいいかな。 そう考えているうちに、 いつの間にか自分のセンスも 磨かれていきそうです。

文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。1991年生まれ。漫画と水遊びとおもちが好きです。主にツイッターにいます。 @kmn_nana