
昭和初期のロマンが詰まった、登録有形文化財の旧郵便局
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
近代建築好きの心が疼く!
昭和初期に建てられた 登録有形文化財の旧郵便局の登場です!
場所は静岡県磐田市。
昭和10年に建てられ昭和42年まで 『掛塚郵便局』として利用されていたそう。
昭和初期らしいモダンで重厚感あるデザイン。 よくぞ残っていてくれた...!
上部にある郵便局のレリーフがまた 作り込まれていておしゃれ!
外観だけでもいつまでも
見ていたいほど素晴らしい。
登録有形文化財は「活用」を 想定されているため、 重要文化財より使用の制限が緩やか。
なので全国の登録有形文化財は カフェやホテルなどとして 活用されている事例が見られます。
ということで、 この建物も歴史を引き継ぎながら 活用してくれる人を待っています。
建物も地域の人も嬉しい 使い方ってなんだろう。
そんな想像をしながら
扉の先を見てみましょう。
なんて趣のあるガラス窓!
お客さんとやりとりする窓口は アーチ型の小さな窓。 かわいい。
もしサロンや焼き菓子屋さんなどが
入居されたら
レジとして使用したら面白いかも。
郵便局として現役だった頃を
想像しちゃいますね。
この机も有効活用したいところ。
オフィスとしても利用可能なので、
クリエイティブ事務所や建築事務所が
制作事例をギャラリーのように展示しながら
仕事場として活用されるのも
素敵だなあと妄想。
しかし実は奥には 日本家屋、さらには石の蔵もあるんです...!
この建物全体を活用したい人が現れれば 優先したいとのこと。
ではその奥とやらは どうなっているのでしょう。
畳のい草の香りに包まれ、
天気のいい日は廊下に置いた
藤の椅子で読書なんて良いなあ。
これは宿泊施設にもできそうな広さ。
いやはや、どこを見ても歴史を感じる。
目が足りない。
左が郵便局で、 それに繋がる日本家屋。 お庭を挟んで蔵です。
水回りがどうなっているかが 気になるところですが 可能性は無限に広がります。
とはいえ活用方法って 色々と思いつくものですが、 実際にやっていくとなると 数えきれないハードルがつきもの。
申し込みの際にはそのあたりのマインドも ヒアリングされるそうです。
昭和初期のロマンが詰まったこの建物に 新しい風を吹かせる 意気込みのある方、ぜひ!
文・戸田江美
1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e

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