「何色」とは言えないこの色、好きだな。
あたたかみのあるくすみカラー。
細い柱の茶色と相まって、
懐かしいレトロな空間にも、イマドキな
尖った空間にも見えるから不思議。

まずは間取り図から。
縦長リビングに洋室が寄り添う1LDK。
ナナメのキッチンがいいスパイスですね。

これ！最初の写真から気になってたやつ！
リビングと繋がった室内窓に、
ちょっとした書き物も、メイクするのも、
パソコンにもちょうど良さそうな場所。
作り付けのカウンターって
どうしてこんなにときめくんでしょうね。

洋室にあるんですね。
室内窓、ずっと見てたい。悩ましい。
あら、キッチンちょっと小上がりだ。

ちょっとだけ見下ろす視点。
舞台のようでも教壇のようでもあって
ふだんの料理にも高揚感が湧いてくる。

キッチンに立つと、
ちょうどこのくらいの角度になるかな。
リビングを見渡すための
やさしい斜め具合だったんですね。
ああ、両方の部屋からの光がうれしい。
天井の空いた構造のようなものといい、
1LDKとはいいつつ、
ずっと開けて眺めていたいな。

でも、閉めてもかわいいんですよ。
区切っておきたいタイミングは
ちょこちょこあるだろうから、
どちらのすがたもかわいいのは正義。

そして洋室の奥のほう。
さりげに足元まである窓がいいですね。
10帖あるから、更にゆるく区切るのもいい。
レイアウト、なやましくもたのしい。

リビングと玄関とが繋がる扉もかわいくて、

その先のサニタリーも
広くてすっきりで、
でもやっぱりどこか懐かしくて。

トイレには…あらあら！
さわやかグリーンがいらっしゃる。
（そしてタンクがまるい！）

見上げるとちゃんとした収納に加えて
ちょこんと猫でも乗ってそうな棚かわい…。

しっかりと毎日沸かせそう。
あたたかいお湯がうれしい季節ですね。

玄関にもくすみカラーがあって、
お部屋全体の統一感がすばらしい。
収納、頭の上にまであるぞ。

あ、これは建物自体も好きなやつ。
レトロな重厚感、いいですよね…。

家族で暮らすのもいいけど、
こんなところで広々と
ひとり暮らしができたら、
幅をきかせた使い方ができそうで
ついついあれこれ空想してしまう。