お茶の産地としても有名な 福岡の八女市上陽町。

森、桜並木、川、星空、ホタル、 鳥のさえずりに囲まれて過ごす メゾネット長屋の紹介です。

外観からして期待が高まりますが、 とにかく見どころ満載なんです！

なんせ設計は アトリエ・ワン一級建築士事務所の 塚本由晴さん。

ユニークでわくわくする建築を 手がけられている方です。

まず特徴的なのが、 ふんだんに使われている木材。

八女は江戸時代から続く林業の地。

なので物件には八女市の杉材が 使われています。

地域資源を身近に感じられる おうちなんですね。

壁は神社や穀物庫などで使われていた 「板倉造り」と呼ばれるものです。

地面には木のチップが 敷かれていてふかふか。

各部屋の前には ミニ菜園スペースがあります。

野菜を育てるのも、 観賞用に草花を育てるのも良いな。

飛び石の先には、 和住宅好きにはたまらない 木格子の玄関。

一階は土間です。

ラグや靴箱で 玄関と生活空間を ゆるく分けても良いかも。

障子の部分の窓台は 座りやすい高さになっているので 腰掛けられます。

陽だまりの中 ゆっくり読書タイムを過ごせそう。

キッチンも八女市の杉材！

地元の家具職人さんが 作ってくださったオリジナルです。

水回りはキッチン裏にまとまっています。

洗面の向かいに トイレと洗濯機置き場が。

窓先に物干し場もあるので 家事動線がスムーズです。

そしてお風呂まで木なのがすごい！ 掃除をこまめにして大事に愛でたい。

自然豊かな土地で こんなに木に囲まれて過ごすと 心が穏やかになりそうです。

階段にもぬかりなくこだわりが。

町家でよく用いられた 収納にもなる「箱階段」です。

階段ももちろん 八女杉。

写真から木の香りが 漂ってきそう。

２階はふた部屋。 一階と同じく、 座りやすい出窓があります。

涼しい季節は簾をかけて 里山の風を感じたいな。

もうひと部屋の特徴は、 外に張り出した腰掛け。

足を外にぶらぶら投げ出して 座りたい！

目の前にある清流・星野川では鮎が釣れます。 蛍が観れるスポットとしても有名だそう。

そんな川ののせせらぎ、 鳥や虫のさえずりを聞きながら、 桜並木や森を眺め、 澄んだ空気をいっぱいに吸い込む夕涼み。

なんて贅沢で格別の時間…！

このこだわりが詰まった物件、 地域活性を目的とした特別な住宅なんだそう。

なので入居者さんが地域になじみやすいよう、 地域コミュニティと繋いでくれる 管理人さんがいらっしゃり、 サポートしてくれます。

元小学校のグラウンドに建てられているのも 地域の協力を得ているからこそ。

「移住」と捉えると ハードルが高く感じられてしまう面も。

しかしここは賃貸。

試しにコンパクトな長屋暮らしから 始めてみることができます。

市街地から車で20分、 近隣にスーパーなどがなく 都会暮らしに慣れた人には 不便な点もあると思います。

だけどここでしか味わえない 数々の時間、体感を想像してみて。

もし、惹かれたなら お試し里山暮らしはいかがですか？