商店街の店舗の上で、賑やかに暮らす
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
場所は神奈川県、小田原市。
「青物町商店街」という 賑やかな商店街のど真ん中に、 そのお部屋はありました。 店舗の脇にある 階段をトントンと上がると、 2階が今回ご紹介するお部屋。 階下には飲食店が 入る予定なんだとか。
なんだろうなぁ。 居酒屋かな?焼鳥屋かな? とんかつ屋にお蕎麦屋、 ラーメン屋に定食屋。 うぅ~期待に胸が膨らみます。
お腹が空いたら階段を のそのそ下りて、 「ご飯食べに来た~」って ペコペコのお腹をさすりたい。 「たんと食べな~」って 豪快に笑ってくれる、 おかみさんみたいな人が いてくれたら最高だ。 1DKあたりを想像していたら、 ぐーんと縦に長い4DK!広い! トイレとお風呂が ふたつずつあるぞと思ったら、 元々は二世帯住宅として 造られたお家なのだとか。
ここまで広くて お家賃が8万円というのは、 なかなかホットなのでは…? お子さまのいるご家庭で 住むにも充分な広さです。
漫画家さんや絵描きさんにも ぴったりなのではないかと、 ちょっぴり思いました。 アシスタントさんが来ても 困らない広さだし、 絵描きさんは作品を 置くスペースにも困らなそう。 クリエイティブな作業中は つい忘れてしまう自分のご飯も、 階段を下りたらすぐに食べられるし。 ではでは、間取り図の 上のほうから順番に! ここはダイニングキッチンです。 2面採光でパッと明るい。 ダイニングにある ちょっとした出っ張りは、 過去に使われていた 店舗直結の階段だそうです。 今は使えないようになっているので、 勝手にどなたかが 上がってくる心配もありません。
お写真の右手奥にある空間は、 お洗濯物を干すサンルーム。 飲食店のおいしそうなにおいは とっても好きだけれど、 洗濯物ににおいが付くのは、 ちょっと困ってしまうかも。 そう思ったら、 あってうれしいサンルーム。
この空間いっぱいに、 柔軟剤の香りがふわふわ 漂ってくれたらいいな。
左手のドアからは、 小さめのバルコニーに出られますよ。 キッチンの隣には、 6帖の洋室が。 窓の大きさが大胆で、 なんとも清々しい物件です。 ちょこちょこ小さな窓も かわいらしいけれど、 ドーンと頼もしい窓も やっぱりうれしいものですよね。
そして、ちらりと見える 和室がすでにいい雰囲気… あぁ~~すてき! 畳を見るとゴロゴロ 寝転がりたくなるのは、 日本人のサガなんでしょうか。
和室に出入りする導線が ひとつじゃないのもうれしい。 洋室から入ってもいいし、 廊下から入ってもいい。
お子さんがいたら、 ぐるぐる回りながらの 鬼ごっこが始まりそう。 洋室から廊下に抜けて、 また和室に戻ってきて、 ぐるぐるぐるぐる。 笑い声も家中に回る。 間取り図の下のほうにある、 6帖の洋室がこちら。 サンルーム以外のお部屋が、 ぜんぶ6帖以上あるのも 住みやすそうですねぇ。 広いお部屋を家族内で 取り合う必要もないですもん。 間取り図のいちばん 下にある洋室には、 元々はキッチンがありました。 今はカウンターとして その面影は残されて、 収納スペースはそのまま。
キッチン用品以外のものを、 元キッチンの収納に 入れておくのも斬新で楽しい。 大きなかわいらしい布を バサッとかけてしまって、 飾り棚として使ってもいいかも。 洗面所やバスルームは、 なんだか懐かしい雰囲気。 生活にしっくりと 溶け込んでくれそう。 お風呂に窓がついているのも、 ありがたいポイントです。 換気も楽ちんですね。
物件がある「青物町商店街」は、 ほとんどの店舗が 元気に営業中の賑やかな場所。 2020年の今年は残念ながら 中止になってしまいましたが、 毎年5月にはお神輿が わっしょいと練り歩く 例大祭が行われます。
そのときの様子が… こちら! お写真からも伝わってくる、 ものすごいパワフルさ。
お祭りの活気についつい テンションがどーんと 上がってしまう方には、 たまらない立地なのでは…!
お腹が空いたら1階に降りて パクパクご飯を食べて、 お祭りが近づいてきたら ソワソワした空気を味わって。 お祭り本番は、 商店街の方たちと一緒に わっしょいわっしょい楽しんで。
いいなぁ、そんな生活。 元気がないときでも、 商店街の賑やかな空気に 気持ちをすくい上げてもらえそうです。
文・くまのなな 東京都在住のフリーライター。1991年生まれ。漫画と水遊びとおもちが好きです。主にツイッターにいます。 @kmn_nana