陽だまりのある部屋がいい。
ちょっと隠れられたり
上がりもでき
下がりもできる場所があり
気ままに付かず離れず
広すぎず、狭すぎもせず。
そんな家に
私は住みたい。猫ちゃんと。

滋賀県は琵琶湖のほとり。
猫と暮らせるアパートです。
ルーバーでおめかしした外観、いいな。
自分の希望は二の次だったけど
おしゃれだとやっぱりうれしい。

安心感のある内廊下。
万が一、猫ちゃんがドアの外に
出てしまうようなことがあっても
大脱走に発展することはなさそう。
水際で防止できる、それが大事。

あら、木の扉、かわいい。
早々に見とれたりして…。

プレートにもキラリと光るセンス。
まるで外国のアパートのよう。
どんな部屋が待ってるのかな。

まあ！床はヘリンボーンでしたか。
人の心をくすぐるポイントも
心得てらっしゃる…。
ちなみに床材には、
猫が股関節を傷めないように
すべりにくい素材を使っているそう。

こちらの部屋を監修したのは
9匹の猫ちゃんと暮らす
ツワモノさんをはじめ、
猫をこよなく愛する人たち。
そのため床材をはじめ、
ポイントを押さえた
工夫が凝らされています。
間取り図を見ても、
ほら、よく見てください。
ベッドの足元。
猫ちゃん、いますね…！
トイレ置き場だそうです。

なんと！小さなおうち型。
ニオイがこもらないように、
中に換気扇が付いてるんですって。
これなら猫砂が飛び散らないし、
なにより猫も集中する時ですから
空間は落ち着いていたほうがいい。

トイレの上の棚には
マットを敷いて
キャットタワーみたいにしても。
神妙な面持ちでじっと用を足し、
突然トイレからシュバッと出た後に
ササッと上がったりするかな。

収納は上に下に
スペースを上手に使って。
上の棚にキャリーバッグが
置けそうですよ。

日当たり良好の窓辺には
日向ぼっこ専用の
クッションを置いてもいいですね。
私が以前一緒に暮らしていた
猫ちゃんは、白黒ブチ模様で
黒の部分だけやたらとホカホカになり
「熱くないのか…？」と
ハラハラしたものです。心和む思い出。

キッチンはうれしい2くちコンロに
シンクも広くて満足な大きさ。
スペース自体も広めに取られていて
冷蔵庫や食器棚、
それに夏場はひんやりする
床に寝転がり
悠々と涼む猫ちゃんのこと、
これくらい広さがあれば
どこで涼んでたって平気。

サニタリーの床も優しい木。
洗面器も広く大きく
手洗いうがい、
髪を洗う時も助かる。

ホッとできる場所に
木目調の壁、いいですね。

タンクレストイレでにっこり。
ドアの向こうから
聴こえる鳴き声に
急かされるのもまた
幸せ、感じちゃうんですよね…。

こちらの物件、
「エモン大津」というそうです。
はっ、もしや…ドラ…。
考えすぎでしょうか。

猫ちゃんは避妊手術を受けている子で、
3匹までＯＫというのもうれしいところ。
猫ちゃんへの愛が止まらない人たちの
優しいアイデアと
工夫がつまったアパート。
気になる方はお早めに。