威風堂々。
そんな言葉がお似合いの
立派な平屋です。
昭和43年築だそうです。
その分、建物の状態がよく
今すぐでも暮らせそうな感じ。

このずっしりとした趣なんてもう。
木枠の窓もかなりシブい。
当時の大工さんが
丁寧にこしらえたんだろうなと。

このレトロな雰囲気、最高ですね…。
広い玄関土間に長い縁側。

わ、広い広い6DK。
和室が並びふすまを外せば
大きなひとつの部屋になる。
こうした間取りは
農家造りならではなのだそうです。

おお…。こんな畳の広間で
ゴロゴロ寝転べたら
どんなに幸せなことか。
タオルケットをお腹にかけて、
ふくらはぎでひんやりした
畳の感触を味わう。
風鈴の音色がいい子守唄になって。

夜は蚊帳をかけて眠るのかな。
田舎のいとこの家に泊まった時
蚊帳をかけてもらって
まるでテントの中みたいで
興奮して眠れなかったのを思い出す。

控えめだけれど目に留まる
繊細に彫られた
木の建具があちこちに。
ふすまの柄もとても素敵。

ここに住んだことはないのに
懐かしい思い出のかけらがあちこちに
落ちているような気がする。

そんな穏やかな空気が
流れるこちらの物件、
うれしいことに農地付き。
土地面積はしっかり1394.87㎡。

乗用車も
農作業に欠かせない
軽トラックも十分に
止められる広さですし、
農機具などを収納できる
納屋もあって

接道の先に広がるのは
広大な田園風景。

完全自給自足を目指す！
となると
ちょっと怯んでしまいますが
のんびり畑を耕し
自分たちで食べる分だけ
育ててみるっていうのはいかがかなと。

小松菜やニラやプチトマトなど
好きな野菜の種や苗を植えて
うまくいったらちょっと難しそうな
カリフラワーやらニンジンなんかに
トライして。
たくさんできたらご近所さんに
配って交流のきっかけにするとか。
それとも、ぬか漬けにするとか。

そんな豊かな暮らしが
ふと思い描けるいい物件。
マイペースでいい
自分サイズの田舎暮らし、
叶うかも知れませんよ。