休みの日は
本屋さんに行くか
家にこもって
本の世界にどっぷり浸かるか。

そんな私たちのお部屋の条件は
「ゴロゴロしながら
　本が読めること」だった。

東京の下町・小岩にある
2LDKのお部屋。

ぐるっとバルコニーに囲まれた
畳コーナーがお気に入り。

小窓の影絵のような
デザインがかわいい
ネイビーのドアが
私たちのお部屋。

「早く行くよ～」
「待って、
　やっぱりこの靴かなぁ」
なんて会話をしながら
一緒に準備ができる広々とした玄関。

シューズボックスは仲良く半分こ。
いや、私の方が多いかな。

木のぬくもりが
気持ちいいリビングダイニング！

12帖ほどの空間は
ダイニングスペースと
寛ぎの畳コーナーに
ゆるりと分かれている。

2人用のダイニングテーブルは
高窓があるコーナーに。

日曜日には
近所で買った切り花を
テーブルの真ん中に
飾るのがルーティーン。

高窓だから
外の気配を気にせず
窓を開けて食事できるの、
いいよね。

キッチンは
やや小部屋のようになっていて
ほどよくおこもりできる空間。

吊戸棚から土鍋を出して
ご飯を炊くのもハマってる。
パチパチって音が
食欲をそそるんだよね。

背面には冷蔵庫スペースと収納も。
2人で料理できる
広さがあるのもお気に入り。

土鍋からご飯をよそって
つまみ食いしているのも
知ってるよ。

そして、ここが大好きな
6.2帖の畳スペース！

二面のバルコニーから入る光の
気持ちのいいこと。

春になったら、
窓を全開にして
畳に身を委ねて読書タイム。

ふかふかの
大きなクッションを2つ置いて
仰向けで読んだり
うつ伏せで読んだり。

外から聞こえる鳥のさえずりと
ポカポカ陽気に誘われて
そのまま夢の中…
なんてことも。

そよそよと風を
運んでくれる
天井のシーリングファンも
心地いいんだよね。

壁一面の造作棚には
テレビと大量の本たちを。

ど・れ・に・しようかな～
って並べた本を指でなぞって。

「二人で住んだら
　大きな本棚が欲しいね」
って夢、叶っちゃったね。

ロールブラインドで仕切れば
それぞれの空間で過ごせちゃう。
ほどよい距離感、
仲良く過ごす秘訣です。

ベッドルームとリビングは
扉で仕切られることなく
ゆるやかにつながっている。

大きな窓には
朝日が透ける
クリーム色のカーテンを。

枕元に灯る間接照明が
寝る前の読書にちょうどいい。

忙しい私たちは
洋服を全部
ハンガーにかけて収納している。

ポールが付いた
壁一面の収納棚は
とっても助かっている。

お次はサニタリースペース。

洗面ボウルの横に
広々とした作業スペース。

寝癖だらけの髪を直す彼と
メイクをする私。
二人で身支度をしても余裕の広さ。

カゴの中には
パジャマをポイ。

引き戸を開けるとトイレがあって

さらにお風呂へ続きます。

お風呂は窓が大きくて
とても開放的。

昔、二人で行った
旅館の内風呂みたいな
落ち着く空間。

追い焚き機能が付いているから
遅く帰っても
温かいお風呂に浸かれるのが
嬉しいところ。

お風呂から上がったら
本を片手に畳にゴロン。

窓を開けると
風がふわ～っと入ってきて
遠くから聞こえる総武線の音。

あぁ、至福の時間。

今夜は
どんな物語の世界に
飛び込もうか。