おしゃれなイメージのパリジェンヌは
実は10着しか服を持たないという。

流行にとらわれず
自分に合ったものを見極める。
手にしたものを長く愛する。

そんな凛とした生き様の
パリジェンヌが住んでいそうな
ワンルームがありました。

間取りはシンプルですが、
あちこちに散りばめられた
ディテールに、
おしゃれ心がくすぐられます。

玄関からすでに
スタイリッシュな空気に満ちています。
ほんのり暖色のダウンライトが
優しく照らしてくれる。

はしごのように立てかける
スリムなシューズラックを用意して
ディスプレイしたらおしゃれだな。

廊下にはポール付きの
オープンクローゼットに
大容量の可動棚。

洋服に着替えて、コートを羽織って…
お出かけまでの動線もスマートです。

玄関からリビングへいざなう
さりげないモールディングも
ロマンチック。

居室は、ツヤ感のあるタイルの床から
モールディング加工された壁、
そして高さのある天井に至るまで
眩しいほどに真っ白。
天井に走るライティングレールが
ピリッといいスパイスに。

気品さえ感じられる
色合いと質感。
ここはまるで、
パリのアパルトマンだ。

テレビを置くなら
真っ白なアンティークの
テレビボードを用意したい。

タイルの床には
ふかふかのラグを敷いて。
くすみ感があるグレイッシュな
カラーなんてどうだろう。

ピクチャーレールには
パリジェンヌらしく
アートを飾ろう。

蚤の市で見つけた
色んなサイズの
アートフレームを飾ってもいいし
大きなラウンドミラーを下げるのも
かわいいんじゃないかな。

セミダブルのベッドは窓の近くに。
大きな開口部から射し込む
朝日がきっと気持ちいい。

ベッドはヘッドボード付きの
エレガントなデザインを。
床に垂れ下がる
ベッドスカートを取り入れて
ロマンチックな空間にしたいな。

ベッドサイドには脚付きの
小さなチェスト置いて
レトロな目覚まし時計や
紐でカチッとつけるランプを並べよう。

キッチンの上には吊戸棚。
ころんとしたキャニスターや
レトロな秤を並べたいな。
コンパクトなスペースを
広く使う工夫を考えるのも、
こんな素敵な空間なら
はかどる、はかどる。

木の素材が優しい印象の
シンプルなキッチン。
パリのマダムみたいに
ハーブの香りに包まれて
ゆっくり料理をしてみよう。

高めのスツールを置けば
カウンターテーブルとしても使えるな。

コーヒーを飲んだり
煮込んでいる間に本を読んだり。
ちょっと一息つくスペースって、大切。

サニタリーも真っ白で統一。
木製の棚は
ストック置き場として
活躍してくれそう。

ワンルームながらバスルームは
充分な広さでうれしい。
ここで寛ぐ時間は
明日も強く生きるための活力。
バスボムの香りに癒やされて
肩までゆったり浸かりましょう。

このお部屋がある場所は
リュクサンブール公園を彷彿とさせる
新宿御苑のすぐ近く。

本とコーヒーだけ持って、芝生で読書…
なんて過ごし方も
パリジェンヌみたいで
素敵でしょ。