無骨なコンクリートと
ちょっとおめかしした白塗装。
ひとつの部屋で2つの顔。
部屋でもヒトでも
二面性のあるタイプ、
ミステリアスで
なんだかドキドキします。

白く塗られた壁と
やんわり淡い床板のコントラスト。
美しい。
あら、よく見ると
梁がゾリッとしている。
チラッと見せるラフな感じに
胸がときめいてしまうのです。

もう片側は
コンクリート剥き出しの壁と天井。
荒々しくてかっこよくて、
守られてるぞっていう感じがいい。
2つの顔を持つフロアに
優しく翻弄されっぱなし。

家具が配置しやすい
シンプルな間取り。
だけれど白とグレーのバイカラー
なかなか珍しい壁は
どんなふうに暮らせば
その表情が輝くのか
そのことばかりを
ワクワクと考える。

真ん中の梁にカーテンを吊るして
空間を分けても良さそうかな。
でもあえて2つの顔を
見せていく感じが
素敵そうな気もするし

白塗装の方には
天然木の家具がいいかな。
それともちょこちょこ買い集めた
ブロカントの小物を飾ってみたり？
で、コンクリート壁の方には
じょじょに
インダストリアルな家具を増やして
グラデーションを楽しんじゃう。

それとも観葉植物でしょうか。
あちこちに配置すれば
きっと瑞々しさをプラスしてくれる。

それでいて
キッチンは妙々たるかわいらしさ。
吊り下げ棚もいい感じだし
手元をピカーと照らす
スポットライトもちょこんと。
ハートに刺さるポイントを
コロリンとしたサイズの中に
キュッと集約。

木製の洗面台とか
トイレの壁に取り付いた
チビ棚とか、ほんと好きです。

バスルームは
何の変哲もなさそうで
シャワーヘッド、大きいですよ。
それに湯船も鏡も大きめ。
細々としたところがいい。

そしてベランダからの
この空の広さよ。
眺めまでいいきたら！

ミステリアスを紐解けば
夢中になっちゃうポイントばかり。

なかなかお見かけしない
二面性のあるお部屋、
ここに住む人は
どんな風に飾りあげるんでしょうね。