あ、これ誰かの実家だ。

写真を見た瞬間に、
そう思ってしまいました。
懐かしい昭和感が残る、
埼玉県富士見市の一戸建て。

庭に面した縁側に、
上り下りするときに楽だろうと
ポンと置かれたコンクリートブロック。
洗濯物が大量に乾かせそうな物干しに、
チラホラ見える雑草たち。

「うちの実家とそっくり！」と、
思った方もいそうです。

間取りは、2階建ての2K。
ペットもOKの物件です。

どんな人たちが、
この家に住んでいたんだろう。
想像するのもおもしろい。

元々は2階は子ども部屋、
1階は夫婦の寝室かなぁ。
子どもが巣立ったタイミングで、
「これからは広い2階で
寝起きしましょうよ！」と、
いそいそ布団を運んだ気がする。

たまの休みに帰省した子どもに、
「私の部屋ないんだけど！」と
ぷりぷり怒られたりして。

あぁ、安心する。
どうしてだろう。

私の実家とは全然違うのに、
「ただいまぁ」って
帰ってきたくなる感じ。

二面採光で、
日当たりもばっちり！

遊びに行くときに
大きな窓から出入りして、
「またおうちゃくして！」と
怒られた子どもがいそうだ。

木枠のガラス戸が、
またノスタルジックな雰囲気。

味わいがあるだけではなくて、
扉を閉じていても
光をやさしく通してくれる
ところがいいんですよね。

扉の向こうには、
キッチンと2階への階段。

部屋に出入りする動線が
2つ確保されているの、
使い勝手がいいですね。

やっぱりあった、
大容量の押し入れ！
天袋もあって助かるなぁ。

なんだかんだ言って、
押し入れの収納力は
バツグンだと思うんです。
奥行きがたっぷりあって、
布団だって収納できちゃう。

押し入れに頭を入れ込んだときの、
なんともいえない香りも
好きなんですよねぇ。

キッチンも、
どことなく昭和感！

このキッチンで、
数えきれないほど
たくさんの家庭料理が
作り出されたんだろうな。

家の近くで遊ぶ子どもを、
大きな窓から「ご飯だよ～！」と
呼ぶこともあったんだろうか。

調理スペースも、
広々していてありがたい。

コンロは持ち込みなので、
使い勝手のいいものを
自分で選ぶことができますよ。

コンロの周りに花柄の
油はねガードを置こうかな。
実家にありませんでした？
ファンシーな油はねガード。

2階に行くには、
この階段をトントンと上ります。

おぉ、開放感がすごい！

なんと三面採光です。
電気を付けなくても、
日中は十分明るいですよ。

8.5帖あるので、
ベッドとテレビ台、
小さなデスクを置いても
余裕がありそうだな。

昭和レトロなガラス窓、
いいですねぇ。
あれはなんの模様だろう。

柄の入ったデザインガラス、
昭和初期に人気があったそうですよ。
令和時代にこうして見ても、
あらすてき！と思うけどな。

お休みの日に窓を開け放して、
すべすべのフローリングで
ごろんと転がったら
きっと気持ちがいいだろうな。

大きな窓から風が通って、
まるで外でお昼寝している
気分になれそうだ。

2階の押し入れも、
たっぷり荷物が入ります。

さらにうれしい収納が…

このスペース！

なんだか秘密基地みたい。
この家で隠れんぼをしたら、
絶対にここに隠れるだろうな。

意外と片づける場所に困る掃除機や、
冬は使わない扇風機を
入れておいてもよさそうだ。

2階のバルコニーにも、
物干しが掛けられるフックが。

夏の暑い日に、
うちわで顔を扇ぎながら
ここでガリガリ君を食べたいな…。
「あっちー」って言いながら、
ソーダ味をシャクシャクかじりたい。

昭和に建てられた物件って、
窓がたくさんあるからいいですねぇ。

お風呂上がりの湿気も、
窓を開けておけば
すぐにカラッと乾きそうです。

追い炊き機能もありますよ。

トイレにも、小さな窓が。

シューズボックスの上に
カギや時計を置けるの、
細かいところだけど助かります。

卓上鏡も置いて、
出かける直前にササッと
髪を整えられるようにしたい。

洗濯機置き場はこちら。
ここでも大活躍、
コンクリートブロック！

自分が雨に濡れないように、
天気予報をチェックしながら
洗濯機を回しましょう。

長年建っている家ならではの、
安心感や包容力。

広い庭でスイカを食べたり、
家族みんなでテレビを見たり、
バルコニーでボーっとしたり、
協力しながら洗濯物を干したり。

そういう小さな思い出が、
きっとしみ込んでいるんでしょうね。

あたたかさは引き継ぎながら、
自分だけの新しい思い出を、
たくさん重ねていきたいな。