家の延長「STAY_BIG_HOME」という選択
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
若手現代アート作家たちが暮らし アトリエで作品を生み出し ギャラリースペースに展示する。 そして ホテルに滞在する人や 地域で暮らす人々が ギャラリーに集い 交流を楽しみながらアートを嗜む。
そんなアートホテル&アートホステルが 京都にあります。
その名は 「KAGANHOTEL(河岸ホテル)」。 この4月から、客室を マンスリーオフィスや SOHOとして開放し、 入居者さんを募集しています。
アートを創る人。 暮らしの中でアートを愛でる人。 また、 「家の延長」として 滞在できる場所を求めている人に “STAY_BIG_HOME”のお誘いです。
まずはKAGANHOTELをご紹介しますね。 場所は、JR山陰線 梅小路京都西駅から徒歩5分。 近くには京都水族館や 京都鉄道博物館があるところ。 かつて野菜の卸企業の 社員寮兼作業場だった建物を こんなに素敵にリノベーション。 1階フロアはギャラリーとしても。 身体の奥底に眠っていた 創造への感性が 呼び起こされるようです。
地下1階にはシェアスタジオ。 ホステル滞在の作家さんたちは この工房を利用することが可能で 創作活動に没頭できる空間。 そしてギャラリーも併設。 作家さんたちが滞在する ホステルは4階に。 一般の方も宿泊可能です。 クールでミニマル、いいですね。 作業用デスクやデザインチェアもあり。 そして最上階に位置する5階が 5組限定の客室になっていて 専用トイレやシャワーも付いてて快適。 しかもそれぞれの部屋で 入居作家さんの作品を 鑑賞できるうれしい仕掛けが。 滞在中は入居作家さんの作品を レンタルすることもできるそうです。 お気に入りをぜひ見つけたいですね。 血の通うアートを、 そしてアーティストの息吹を 日々、感じるステイ。 なかなか貴重ではないでしょうか。
そんなKAGANHOTELが 今回、入居者さんを募集する背景を お話しします。
このたびのCOVID-19の影響を受け、 ここまで紹介した ホテル個室、工房、展示スペース、 ストレージ、個室オフィスなどが 未利用になっているといいます。
そこで、ホテルを切り盛りするご夫婦は、 「家の延長」 そんな場所を必要としている人へ 貸し出すことを決めました。
プランは全部で3つ。 仕事場として、住まいとして。 この提案にピンとくる人が いるのではないかなと思います。
【プランA】 ストレージ(物置)付きオープンデスク(アーティスト割引あり)
【プランB】複数人での利用も可、ホテル客室月額大幅割引
【プランC】個室型オフィス(ベッド&シャワー利用OK)
プランの詳しい内容や料金、お問い合わせ等はこちらをクリック↓
ホテルを切り盛りするご夫婦の 言葉が胸に響きました。
(『京都一介の夫婦』#STAY_BIG_HOME としてのホテル より引用)
私が今回の緊急事態宣言で心配しているのは、 今まで見つけてきたそれぞれの生活のバランスが一気に崩れることだ。 子供との関係、夫婦の関係、仕事のモチベーションが変わった人が多くいると思う。 そしてこの状況が長く続く中不安でいっぱいな人も。 私たち自身そうだからこそ言えるし企画できること。 今、自分自身は使うことはないかな、と思った人も、もしかするといるかもしれない必要とする周りの人たちの一選択肢として、#STAY BIG HOMEを勇気を出して共有してほしい。 私たちもその共有が批判されることができるだけないように、除菌や距離に細心の注意を払って&払ってもらえるように尽力していきたい。
家にいよう。 そう、家にいよう。 だけれども、 そんな日々に、やるせない葛藤を 抱えている人がいるかもしれません。
#STAY_BIG_HOME 大きな家にいよう。 KAGANHOTELという大きな家に。 それもひとつの選択。
こうした場所を求めている誰かに どうか届きますように。