すぐそばに広がる里山。 青空ではチチチと鳥がさえずり 夕立の匂いがし始めると カエルがたちまち大合唱を始め 夜は空一面に満点の星。

きっとそれが日常の、 絵に描いたような、のどかな場所。

名古屋から1時間足らずで こんなにほのぼのした風景が 広がるんですね。

この里山のふもとに 「AWAZUKU HOUSE」はあります。

「AWAZUKU HOUSE」とは、 人が自然と調和しながら、のびのび ゆったりと暮らせる4棟の集まり。

オーナーさんが、幼少時代を過ごした 大切な場所に、この家たちは誕生しました。

変わってるでしょう？ どの棟も、大小2つの箱を 斜めにずらして つなげたような形。

そうすることで壁の面積が広くなり、 窓を大きく取る工夫なのだそう。

そう、「AWAZUKU HOUSE」は こうした暮らしよい仕掛けが ぎゅっとつまった家。

大きい箱のほうは 20帖以上のリビングと寝室。 さらにロフトまで！ 小さい箱の方には水回り。

間取りは4棟とも同じ。 だけれど、それぞれの棟の 日照などの具合に合わせて 少しずつ配置を変えているのだとか。 住む人がほんとに心地よいように 細やかに考えられているようですよ。

モルタルのアプローチを トトンと歩いて玄関へ

ああ、いい気持ち。 一面ガラス窓の室内は 天然素材でいっぱい。 木の香りを感じたくて深呼吸。スーハー…

フローリングと柱は 柔らかくて温かみのある杉。 梁は耐久性のある米松。 それぞれの無垢材が 持ち味を発揮してそこにいます。

玄関からの視線が気になる時は カーテンで目隠しできるみたい。 レースカーテンをひらりと オシャレになじませるの、素敵。

大きい箱エリアの リビングは広い広いL字型。 玄関から入ると正面に寝室、 そしてその上にロフトが。 あのロフト、きっと安らぐおこもり感。

なんと贅沢なフローリングでしょう。 どこにソファを置く？ 小さいラグをちょこちょこ並べてもいいな。 仕事するためもデスクはどこに置こう あれこれ思い巡らせながら いつまでも窓際でゴロゴロ、ゴロゴロ。

続いて小さい箱エリア、こちらキッチンです。 コンパクトだけどグリル付きで頼りになる。 大きめのダイニングテーブルを置いて 大皿料理をワイワイ囲みたいですね。

外が気持ちのいい季節は カララと窓を開けて

お庭で缶ビールをプシュッとね。 いいでしょう、うんきっといい。 「この木、大きくなったなあ」なんて そんな話をしながら。

トイレも木尽くしだなんて。 こんな爽やかなトイレ、あったでしょうか。 くつろいでしまうけど、許して。

脱衣所も清々しいですよ。 裸足で感じる天然素材。 これがきっと贅沢というのでしょう。

お風呂はキリッとホワイト一色。 湯船で手足をグーンと伸ばして 「ぷしゅー」とひとつ深呼吸、幸せ。

4棟それぞれの壁にはベンチも。 この場所にかつて建っていた オーナーさんの実家の離れの古屋の材を 再利用してしつらえられたベンチだそうです。

お風呂上がりはここで湯冷まし、きっと最高。 路地を挟んだお隣さんやお向かいさんとの 親交にも一役買いそうです。

ところでお気づきでしょうか？ このお家、軒に雨樋がないのです。

敷地内の路地は水路にもなっていて、 砂利敷の下に雨水を排出する パイプを通してあるのだとか。

そのおかげで屋根の見た目がすっきりと。 雨の日は軒から落ちる雨音を楽しむ。 豊かで風情があっていい。

「AWAZUKU HOUSE」敷地内には オーナーさんのご実家があり、 ご両親がお住まいだそう。 集落の向かいには畑もあって、 希望すれば一角を無料で 貸し出してくれるのだとか。

お母様が手入れする畑は今も現役。 野菜づくりの相談が できる強い味方がいれば 挑戦しようという気になるもの。 ホッとするような、 温かい交流も楽しみですね。

垣根などでやんわり適度な スペースを保ちながら 4家族が親密に暮らす 「AWAZUKU HOUSE」。

自然と交流が生まれ、 もしもの時は助け合える。 そんな、人のつながり、自然のつながりを 再確認させてくれます。

豊かな自然とともに暮らす。 憧れるのだけれど、 なかなか理想の形に出会えないなあ、 とか ちょっとハードルが高いかも… なんていう人もいるかもしれません。

だけれど オーナーさんの想いを知ると

思い切って今ある生活を飛び出して 「AWAZUKU HOUSE」の一員に なりたくなります。

住まいとしてはもちろん、 リモートオフィスやSOHOとしても。 息づく自然と共に住めるもうひとつの拠点、 持ってみませんか？