手入れをするのが好き。

お気に入りの靴を磨いて
ワックスを塗ったり
自転車のパーツを変えてみたり
コレクションの多肉植物に水をあげたり

手入れしていると
気づいたら一日経ってる。
そんな休日が最高に幸せ。

場所は赤坂と六本木徒歩圏内。

華やかなイメージがあるけれど、
閑静な住宅街のなかにあるから
周りの音を気にせず
お手入れに集中できそう。

3階にあるワンルームのお部屋。
主役はなんと5.2帖の土間！

うーん、これは広い。

居住スペースが約13帖だから
1/3くらいが土間ということ。

モルタルの床と
ベニヤの壁のコントラストに
グッときます。

さぁ、この広すぎる土間をどう使おう。

大きなフックに相棒の自転車をかければ
手入れもできるし、
友達がきたら自慢できる。

3連のフックには
お気に入りのコートをかけようか。
最近集めてるキャップをかけてもいいな。

これだけのスペースがあるから、
ベンチを置いても素敵。

自慢のシューズを飾ったり
色んな種類の多肉植物を並べてみたり
座って作業スペースにしてもいいね。

ところで、この板なんだろう。
引っ張ってみると…

なんと折りたたみテーブルでした！

土間に折りたたみテーブルとは、斬新。

一面が有孔ボードなので
色んなものをぶら下げられます。

お手入れ用の工具を下げてもいいし
棚を付けて収納を増やしてもいい。
足元にコンセントがあるから
パソコンのモニターをつけて、
ワークスペースにっていう手もある。

そしてこの渋みのあるアイアンの棚。
ずっと見ていられる…。

本や雑誌をぎっちり並べるのも
部屋にマッチするし
お気に入りレコードのジャケットを
見せて置くのもよさそう。
洋服好きならお店風に
並べて収納してもいいな。

居住スペースはL字型。
白い壁にレンガ風の壁紙や
コンクリートの梁。
インダストリアルな感じで好き。
土間でDIYした棚や椅子を置いたら
しっくりきそうだな。

無垢材の床は
夏もサラッとして気持ちよさそう。
窓が高い位置にあるから
外からの視線は気にならないし
採光もばっちり。

天井も雰囲気があってかっこいい。

ガレージというか、倉庫というか、
自分だけの空間って感じ。

キッチンはバル風。

シンプルなステンレスの造作キッチン。
換気扇フードがいい感じに溶け込んでる。

作り付けの棚にフックをつけて
ワイングラスを下げたら楽しくなりそう。
ワインラックにはとっておきを並べ
入り切らないワインやリキュールも並べて。

作業スペースが広めで
コンセントもあるので
コーヒーメーカーなどの
調理家電も置けちゃいます。

キッチンの反対側にテレビスペースが。

モニターが吊るせるので
テレビボードはいりません。
裏側は可動棚になっていて
DVDやゲーム機が
収納できるようになってる。

キッチンとテレビの間に
革のソファとローテーブルを置いて
一日中飲みながら映画を観てみたい。
妄想広がる空間です。

奥まったバルコニー側は

セミダブルが入るくらいの
十分な広さがあるのも嬉しいところ。

クローゼットはここに。

ポールがついていて広々しているから
洋服全部吊り下げて収納するのもいいかな。
上段にはバッグやオフシーズンのものを。

続いてサニタリースペース。

扉が2つ付いていて、
土間と居住スペースどちらからも入れます。
これは便利。
土間でせっせと作業して
汗だくになったとしても
すぐにシャワーで流せるのっていい。

ちなみに、洗濯機は土間に置けます。
部屋に汚れ物を
持ち込まずに済むのもありがたいな。

洗面台とトイレは同じスペースに。

モノトーンのタイルがシックでいい感じ。
鏡下の棚と洗面ボウル下には
収納スペースもしっかりあります。
ラタンのカゴを用意して
歯磨き粉や洗顔フォームのストックを
入れておけばきっと重宝する。

広すぎる土間に
可能性を感じずにはいられないお部屋。
ここにあれを置いて
こんなことをして…と夢が広がります。

土間に自分だけの空間を
つくった日にはきっと思うはず。

「あ、気づいたら一日土間にいた。」