昭和時代の設えを大切にしながら 住み心地よくリノベされたお家。 近ごろ増えているように思います。

1983年、昭和58年に建てられた一軒家です。 もともと備わっていた魅力はそのままに、 いいさじ加減で手を入れることで 親しみやすい住まいに生まれ変わりました。

これなら…！　と思い切れる価格なのも魅力的。

エレガントな装飾、板張りの壁、 奥にチラリと見えるアーチ型の開口。 昭和好きにぐっとくるディテール。

そこにプラスして、階段の蹴込板に チャーミングなアクセントクロス。 トントンと上がるたびに 目を楽しませてくれてそうです。 日常に寄り添うかわいいセンス。

2間をつなげたリビングは広々16帖。 鴨居はにハンギングプランツを 飾るといい雰囲気になりそうです。

長方形なので家具が配置しやすいです。 キッチン側に食卓セット、 反対側にはソファとローテーブル。 またはいっそダイニングソファにしちゃって 広さをキープするのもよし。

障子はアクリル製なのだそう。 小さなお子さまやペットに 破かれちゃう…という心配はありません。

昭和レトロが好きといえども キッチンはイマドキ仕様だとうれしいもの。 作業台も広く取られていて使い勝手は申し分なし。

リビングとゆるく繋がっているので 家族の気配を感じつつ、 ちょっと離れた場所にあるので 料理に集中できそうです。

廊下に出まして かわいいアーチの向こう側には……

洗面所＆お風呂場がありました。

ステンレスの浴槽や さわやかな水色タイルに ほんのり昭和レトロを感じて ホッと癒やされる浴室です。

さて続いては2階へ……

吹き抜けになった天井に プチゴージャスなシャンデリア。 この家は階段まわりの装飾が ほんとにかわいいなと思います。

2階は洋室と和室が1部屋ずつ。

ふかふかベッドを置いて ちょうどいい6帖の洋室。 ところでこの洋室には

広めの納戸が付いているんです。 ポールやシェルフを設置して ウォークインクローゼットにしたらどうかな。 リモートワーク用の仕事部屋や 書庫にしてもいいかもなあ…。 どう活用しようか、この隠れ家。

残してくれてうれしい、ほのぼの和室。 畳の上でゴロゴロするのは いくつになっても至福のひととき。

窓の向こうにはベランダが。 広い空と、もこもこ茂る緑が見えますね。 洗濯物もヒラリとよく乾きそう。

場所は千葉県八街市。 今年9月には大型商業施設が オープンする予定だそうで、 なんでもニトリなどが出店するようですよ。 便利に暮らせそうです。

昭和レトロのかわいらしさと イマドキの住みやすさを同時に叶えたい よくばりさんに見つけてほしい一軒家です。