昭和の時代に建てられた住宅。 その味わいを残しつつ 引き算のリノベーションで 今に通じる心地よさを生み出しました。 人気の浦和エリアで 自分らしい暮らしを デザインしてみませんか？

この天井を見てください。 しっかりとした梁や 2階の床を支える根太が見えます。

もともとあった洋室とダイニング。 それに増築した廊下を 一つの空間にするとともに 内装を一部取り払うことで得られた 解放感です。 年月を経た構造材と対極の白い壁、 それを受け止める木の床。 これぞ組み合わせの妙です。

引き算のリノベーション。 昭和の家が 新たな輪郭とたたずまいをもって 令和の今に生まれ変わりました。

こちらが全体の間取り図です。 １階は18帖のLDKに浴室とトイレ 2階は2つの洋室と和室があります。 家族4人でもは十分な広さですね。 すでに住みやすいように リノベーションされていますが、 DIY改装も可能 (改装内容応相談)。 妄想が止まらなくなってきたでしょ？

まずは１階のキッチン。 幅2.6メートルの広さです。 サケやブリを丸ごと買っても 余裕でさばけますね。

収納がない代わりに ワイヤーシェルフの収納や アジアンテイストの食器棚を置いて キッチンツールや食器を 見せるように並べたら いいんじゃないかな。

根太に生成りのカーテン生地を ドレープ状に飾り付けたら…。 たおやかな陰影が 素敵な空間を演出してくれるはず。 もちろん何もせずにこの抜け感を 楽しむのもありです。

とっても気になるのが LDKを仕切るようにあるこの壁。 増築廊下の名残なのでしょう。

本棚やお酒の棚。 好きな絵やポスターを飾ったり 家族の写真を並べたり。 照明を工夫すれば とっても贅沢な空間になりそう。 小さな子供がいたら この壁の周りをぐるぐると 駆け回る姿が想像できます。

こちらは玄関から見た１階の廊下。 左にトイレ、 突き当りをクランク状に奥に進むと 洗面所と浴室があります。

トイレは黒のタイルと白い壁の コントラストがいいですね。 よく見るとペーパーホルダーも おしゃれなデザイン。

洗面脱衣所には 一転して鮮やかな黄色のタイル。 なんとも言えないかわいらしさ、 まさにイエローマジック。

続いて浴室は、黒のタイルが 空間を引き締めていますね。 そしてブラックな空間に落とし込まれた 昭和の時代によく見たステンレスの浴槽。 磨いてぴかぴかの湯船に入りましょう。

続いて2階をご案内。 １階の引き算とはひと味違う リノベが施されています。

２階に上がってきて 目に付くのが階段の支柱。

植物をモチーフにした彫刻でしょうか。 昭和の住宅には こういうデザインがよく見られます。 洋風がみんなの憧れの時代だったんです。

階段に洋風の香りを残しつつ 2階の和室は、 柱が壁の外に見える伝統の真壁づくり。 和室の味わいを生かすために 壁の再塗装を行ったそうです。

「ぴしり」 そんな音が聞こえてきそうなくらいに きちんと収まった畳。

この和室は 和モダンテイストで仕上げたい。 昭和の和洋折衷の家だもの。 部分的に深紅のラグを敷いて クラシックな家具を置くのです。

押し入れは 手前の畳一帖含め 素敵なカーテンを吊り下げて ウオークインクローゼットのように 活用してもいいかも。

洋室二間はいずれも なつかしい柄のフローリングを 残しています。 素直にレトロ感を楽しみ 定期的にワックスがけをしたいです。

半間の収納がそれぞれの部屋にあって 窓の外にはベランダもあります。

ほら。

それより、壁の青が気になる？

もう一方の部屋には 長細いベランダもあります。 洗濯物がよく乾きそう。

そう、この家の壁は青。 「ああ、あそこの青い家に住んでるのね」 こんな風に言われるに違いない。

玄関は緑のタイルに木の扉。 この色の組み合わせ、くせになりそう。

階段で見たような彫刻が 玄関のドアにもありました。

この家には庭もあって 素敵な花たちが彩を添えてくれます。 ちなみに 入り口付近の雑草の管理も お願いしたいとのこと。 ガーデニング好きな人におすすめです。 ペット飼育も相談可だそうです。

最後のこの家の立地について。 浦和駅のひと駅先の北浦和駅から徒歩11分。 駅から池袋や新宿には乗り換え１回で 30分余りの近さ。 駅周辺は買い物も便利だし 美術館や公園、学校も多く とても落ち着いた街です。

昭和の家のよさと新たな味わいを リノベでマッチングさせた 北浦和の「青の家」

家族で暮らしをデザインできる 住まいがここにあります。