お部屋の主役は たっぷり差し込む光を受け止める さらりとした無垢フローリングと 洗練された佇まいの 木製オーダーキッチン。

2つ並んだ掃き出し窓を開ければ 爽やかな風がすっと通り抜け ふわりと揺れるレースカーテンのように 心まで軽くなりそう。

山本嘉寛建築設計事務所に依頼して 2011年にリノベーションされた 京都市右京区のお部屋です。 全国リフォームコンテストに 入賞したり、インテリア雑誌等で 特集されたりもしたのだとか。

シンプルな2LDKは ちょうどいい広さという 言葉がぴったり。 居室はいずれも5帖以上の広さがあり 使いやすそうな印象です。

リノベーションからは少し時間が 経っていますが、2025年1月に リフォームされたばかりなので 気持ちよく新生活が始められそうです。

嬉しいことに、写真に写っている センスの良い照明や家具は 要望に応じてサービスして いただけるそうですよ！

玄関はシックなモルタル仕上げの三和土が 重厚感のある扉とも相性抜群。

大容量のシューズボックスには ちょっとした日用品のストックも 仕舞えそうですね。

廊下をまっすぐ進んだ先には 約15.7帖のLDK！ ペンキで白く整えられた壁や天井と サンダー掛けとオイルステン塗装により ピカピカに生まれ変わった無垢床が 一面に広がる空間です。

眺望も抜けていて 写真を見ているだけでも癒されます。 お部屋があるのは10階建の6階で 視線を遮るような建物はありません。

風通りもよく、南向きのため 1日を通して長く光が入るので 日中は照明なしで過ごせるそう。 また、オーナーさんいわく 中層階にあるからか、 夏は涼しく冬は暖かいと感じたそう。 お住まいになっていたからこそ わかる魅力です。

壁付けの木製キッチンは贅沢な オーダーの造作で幅は270cm。

モダンなIHコンロや キリッとしたシンク、 スクエアデザインの水栓に 温かみのある木目という 組み合わせに惹かれました。

冷蔵庫が造作収納の一部のように すっぽりと収まるつくりに なっているところも良い…！ シルバーカラーの家電を選べば かっこよくキマリそう。

パントリ―として使える収納は 観音扉なので中身を一目で確認できますね。 棚板はお好きな高さに変えられるようす。

食卓セットには するんとなめらかなフォルムのものが 良く似合いそうですね。

キッチンの反対側を見てみると… 壁一面に造作棚が！

左側の壁面に小さなランプが ちょこんと付いているところも お気に入りのポイントです。

棚自体は軽やかなつくりなので 圧迫感が抑えられていますね。 また、壁面は重さに耐えられるよう 下地補強してあるんですって。

高さ調節も可能なので 写真のように理想のディスプレイを 作り込んだり、本をズラリと並べたり、 デスクとして使ったり。 楽しみが広がります。

リビングを出て洋室へ。 正方形に近いこちらのお部屋は 約5.1帖の広さがあるようです。 窓の下部はガラスブロックのような 格子があしらわれています。

ドアの近くにはこっくりとした ブラウンカラーのクローゼットが。

しっかりと奥行きがあるので 衣類はもちろん季節の家電や 布団も受け止めてくれそう。

どの部屋も収納が充実しているため 収納家具を買い足す必要はなさそう。

もう一方の居室は 廊下を挟んだ向かいにあり 面積は約5.5帖。

コンパクトな収納は 本棚のように使ったり ボックスを活用して 書類や小物などを まとめる場所にしたり。

2つの洋室どちらも ダブルベッドが余裕で置ける 十分な広さがのおかげで 用途が限定されないのが ありがたいですね。

続いてサニタリーへ。 木の天板がナチュラルな 造作洗面台が可愛い！

お向かいには洗濯機置き場も 棚板に木が使われています。

タイル張りのバスルームは 淡い色合いがリラックスムード満点。

温水洗浄便座付きのトイレは リフォームで新調されたそう。

最寄りは阪急電鉄 京都線の西京極駅。 同沿線の西院駅や京福電鉄の西院駅にも 徒歩圏内です。 近隣にはイオンやドラッグストア、 コンビニ、スーパー、郵便局などが 揃っているんですって。

マンションには周辺の相場よりも かなりお安く借りられる 分譲駐車場も付いているのだとか。 車を使う方にはありがたいですね。

休日には西京極運動公園や 桂川沿いを散歩したり 10分ほど電車に揺られて 河原町へ買い物に繰り出したり。

自然素材のやさしさに包まれるような このリビングルームを拠点に 肩肘張らない自然体な日々を 始めてみませんか？

文・山中みく 香川県出身。古着と映画と旅が好き。 ＠miku_yamanaka