どの方角にも見える緑の稜線。 頭の上にはどこまでも広がる青い空。 ただでさえ、屋上には憧れがあるのに それに加えて、この眺め…！

物件ファンでもたびたびご紹介している エンジョイワークスさんの建築様式 スケルトンハウスで建てられたこちら。 次の住み手を募集中です。

変形の旗竿地に建つ戸建ての2LDK。 お部屋は3LDKに変更することも 可能だそうです。 敷地に対して余裕をもって 建てられているのにも注目ですね。 最初は自然に任せるままだったお庭を 売主さんが3年かけて整備。 小さいながらも畑があったり 広場的に遊べたり、 楽しいお庭になっています。

玄関を開けると 突き当りまである広い土間がありました。 DIYの作業場やアウトドア用品置き場など 使い道がいくらでもあるこの広さは、 否応なしに気持ちが高ぶりますね。

フリースペースになっているこちらは がっつり作りこんで工房にしたり、 真ん中に壁を作って、 2部屋に分けて使うこともできます。 売主さんは以前、スケートボードのランプ （円形のパイプを半分に切ったような 形状のセクション）を自作し、 お子さん達とスケボーを 楽しんでおられたとのことで驚きました。 本当に、なんでもできる自由な空間だ。

土間を挟んで向かいのお部屋は お庭に面した掃き出し窓があり、 緑が目に飛び込んできます。 床のヘリンボーンも 素足に気持ちが良さそう。

濡れ縁にハンモックとは なんてうらやましい、リラックススペース。 寝っ転がると空が見える位置になるよう 計算して、取り付けてもらったそうです。 空の下でお昼寝、気持ちがいいだろうな。

2階は約21帖のLDK。 造作のL型キッチンは、4くちコンロに スワンネックの蛇口付きで 憧れの設備がそろっている。 壁のホワイトのタイルも素敵です。 シンプルな造りだから、北欧や和モダン、 ミッドセンチュリー、 どのテイストのインテリアでも似合いそう。

2階の窓から見える眺めも爽快。 山の稜線が一番きれいに 眺められるように、 窓の位置を決めたのだとか。 青空と緑の山々眺めてのコーヒータイムは 心ゆくまでリラックスしそう。 春には山桜、秋には紅葉で色づく山並みを 楽しむことができそうです。

掃き出し窓の外はバルコニーに なっています。

高台にあり、お隣との距離も はなれているので、見晴らしも抜群。 写真はありませんが、左側に屋上へ 上がる階段があります。

屋上に上がる前に、2階のサニタリーへ。 浴室前にある洗面所は約2帖と 余裕のある広さ。 実験室にあるような四角い洗面ボウルに 木枠の鏡、電球だけのシンプルな照明も センスがいい。 右側の壁紙も手書き風の線画で 肩の力が抜けるかわいらしさ。

浴室は上部に窓があり 自然光が入ります。 天井が木製なんですね。 バラエティ豊かな色で素敵。 レインシャワーにマリンランプ、 大判のタイル壁など、 抜かりなくセンスのいい設えです。

そして、お風呂上がりには 屋上でチルアウト。 夜は星見酒を楽しみましょう。 BBQやテントを張ったりすることも できるそうです。 そんなの、子どもも大人も はしゃいじゃいますね。

屋上からは富士山と海も見えるんです。 うれしいことに、葉山の花火大会も ばっちり眺められるそうですよ。 至れり尽くせりな景色…！

「お空が真っ赤だよー」 って、子どもと黄昏時を楽しむのを 日課にしたいな。 きっと、かけがえのない時間になるはず。

そうそう、お家の裏手には ファイヤーピットもあるんです。 こちらでも、テントを張って BBQしたりなど、アウトドアが楽しめます。 右の写真は玄関ドア。 リース飾りがよく似合いそう。

外壁のレッドシダーは経年と共に 色が変化し、味わい深い趣きです。

JR横須賀線、逗子駅からバスに乗り 葉山公園前バス停から徒歩6分。 横浜駅へも1時間ほどで行ける距離です。 カースペースは2台ありますよ。 御用邸横の大浜海岸までは徒歩7分で 毎日、泳ぎに行ける近さ。 海に近いのに高台にあるので、 津波ハザードにかかっておらず、また、 土砂災害警戒区域にも該当してません。 自然豊かな葉山の中では、 希少な物件でもあります。

海好き、アウトドア好き、 屋上好きにはたまらない一軒家。 掲載元には売主さんへの インタビュー動画が、 さらにそこからルームツアーの動画へも リンクしているので ぜひ見てみてくださいね。

文・葱山紫蘇子 大阪で娘3人息子1人と暮らす独り身。元劇団維新派役者竹山らいち、元ミニシアター従業員、元介護職。建物と書き出し小説と漫画と毛布のヘリが大好き。 Lit.Link