揃いました。 昭和レトロ物件好きの 心をくすぐる要素たち。

柔らかな色のタイルに、 光をふわりと受け止める 昭和型板ガラス。

奥行きのある、備え付けの靴箱も。 時を経た木の建具にしか出せない 味わいがあります。

「ただいま」と思わず言いたくなる、 そんな空気をまとった、 昭和生まれの一軒家です。

約97.78㎡のゆとりある広さ。 住居としてはもちろん、 事務所の利用も相談できる物件です。

1階には 玄関から入ってすぐに、 洋室があります。

こちら、 受付スペースや 打ち合わせ室としても使えそう。

続いて奥には、 6帖×2間の続き和室が。

濃き薄き緑の葉が、 すりガラス越しに室内を包みます。

こうして一面の窓ガラス越しに 感じられる、緑。 戸建ての醍醐味とも言えますよねえ。 自然と近く、静かに仕事ができる、 そんな環境です。

ふすまを開け放てば 約16帖の大広間に変身し、 開放感のある空間が広がります。

畳の上での打ち合わせや、 和の雰囲気を活かした セラピールーム・お稽古事の場としても 似合いそうです。

もちろんプライベートオフィスや デザイン系・制作系などの 個人事務所としての活用にも良いかと！

新設されたシステムキッチンも、 窓に面していて、明るさ抜群。

二面採光で、 朝の光も午後の光も 優しく迎え入れます。

それにしても、 どの窓を見ても昭和型板ガラスばかり！ 今や貴重になったすりガラスを 堪能しまくれますね。

洗濯機置き場も このスペースに。

白壁に反射する窓明かりと、 階段や廊下に落ちる影。 その静かなコントラストが、 たまらなく好きです。 日本家屋って、 こういう陰影の美しさがあるんですよね。

和室と廊下の間には、 これまた昭和型板ガラスの建具が。

ガラスなので陽を遮らず、 コンパクトな廊下も暗すぎない印象です。

トイレはかわいらしい柄に囲まれて、 どこかメルヘンチックな佇まい。 こちらにもすりガラスの 窓が使われています。

浴室と独立洗面台も 全て新調されています。

事業用途でも 来客対応しやすい 設備環境が整っていますね。

モニター付きインターホンも完備し、 セキュリティ面も安心です。

階段を上がった2階には、 6帖の和室と4.5帖の洋室があります。

事務所利用の場合、 スタッフルーム・倉庫・ 資料保管室などにも 活用可能ですね。

洋室の備え付けクローゼットも 懐かしい風合い。

大きな板張り収納もあります。

この収納力もまた、 昭和の家ならではの魅力。

ちなみに、建物裏手には ちょっとしたフリースペースも。 自転車置き場に、コンテナ収納に。 小さな植木鉢を並べても似合いそう。

使い勝手の良い4DKの間取りは、 住みながら働きたい方、 または住居と仕事場を分けて使いたい方にも ぴったりの構成だと思います。

何よりも、 この実家のような、 おばあちゃんちのような、 子供のころ遊びに行った友達の家のような。

そんな、あるようで なかなか出会えない懐かしさに、 きゅんと心を掴まれてしまう方。 きっと、いると思うんです。

文・戸田江美

デザイナー。荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e

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