鳥のさえずり、虫の声、
太陽の光を浴びて生い茂る緑に、
農道を走るトラクター。

そんな長閑な景色に溶け込む、
異国風の外観の一戸建て。

建築から8年。
木板張りの外壁が、
経年変化で深みのある色を帯びています。

このおうち、一見、
平屋のようにも見えますが、
1階の上にコンパクトな2階部分がのった
個性的な間取りなんです。

入り口はこちら。

家の外と中を繋ぐのは、
白とグレーで構成された玄関ホール。
4.6帖の土間は、両手を広げても余裕あり。
ベビーカーや自転車も収納できますよ。

廊下から玄関を見るとこんな感じです。
右手の窓は、暗くなりがちな玄関に
光を取り入れてくれる優れもの。
ちなみに庭に通じております。

さて、こちらは家の顔とも言えるLDK。
広さは17.7帖です。

こだわりの造作家具の数々に、
三角のラインが美しい勾配天井。
細部まで思いを込めて設計されたことが
伝わってきます。

ベンチソファに沿って設けられた
2面パノラマの大窓は、
四季折々の風景を収める額縁のよう。

ソファ側の窓と庭に通じる掃き出し窓、
両方の窓を開けると、風が通り抜けます。

ラタンの扉がついた造作収納には
何を入れようか。

キッチンは、みんなで一緒に料理がしやすい
2列型のアイランドタイプ。

お手伝いがしたい小さなお子さんにも
ぴったりなつくりです。

キッチンの内側には
ビルトインの食洗機とオーブンが完備。
通路幅も広いので車椅子でも移動できます。

こちらは寝室。
庭に通じる大開口の窓がついています。

床と同じ高さのウッドデッキは、
室内空間の延長として活用できそう。
早起きした朝は、
ウッドデッキでヨガをたしなむのも素敵。

寝室と洗面をつなぐ廊下には
たくさんの収納棚が。
ウォークスルークローゼットのように
使えますね。

こちらはラワン材の壁に囲まれた造作洗面。
ではここで、上をごらんくださいね。

トップライト付きの高い天井からは、
光の帯が差し込みます。
ここで朝日を浴びて身支度を整えましょう。

ワイドタイプのシステムバスは
浴室乾燥機能付き。

ここにもこだわりが。
板張りの空間に
タンクレスのトイレが映える。

お次は2階をご案内。
壁・床・天井には杉材が使われていて、
1階よりもウッディな空間なのです。

躯体の形をダイレクトに見せる洋室は、
寝室や子ども部屋、ゲストルームにいかが？
夜は縦に並んだライトの灯りが、
昼はハイサイドウィンドウからの光が
空間を心地よく照らします。

2階にあるもう一つの小空間は、
図書コーナーや書斎にちょうどよさそう。

階段の横の造作ベンチは、
読書に集中したいときや
家族団らんにどうぞ。

建物の外側もご案内しましょう。

ファサードにご注目ください。
1階部分の外壁は木材で、
2階部分はガルバリウムなんです。
異素材のメリハリが
いい味を出していますね。

広いお庭では、
ガーデニングや家庭菜園を
思い切り楽しむことができますよ。

窓からの景色を楽しめるおうちですから、
庭づくりにはこだわりたい。
窓から季節の花を眺める暮らし、
想像だけで心が弾む。

家族にワンちゃんがいる方は、
柵を増設して
ドッグランを作るなんて選択も。

駅からは少し遠い場所にある物件ですが、
敷地内に車を2台停められるし、
徒歩圏内にはバス停やコンビニも。
不便さは感じにくい立地かと。

何より、この長閑な風景を眺められるなら、
郊外に住むのも悪くないなあと思いました。

ほどよい静けさの中で、
風と光と緑を感じる日常。

ここに住むからこその暮らし、ですね。