できることなら、ここに
いつまでも籠もっていたい。
ひと目見てそう感じるお部屋って
ありますよね。

おこもりにいざなうのは
幅広のパイン材を敷いた
すべすべした無垢床だったり、

洞窟感のあるコンクリの壁だったり、
ラタン材の扉からこぼれる
オレンジ色の灯だったり。

いやいや、ちょっと待って、
そのラタン扉の向こうの
スペースは何なのよと
気になってしまいますよね。
もったいぶらずにお見せすると、

じゃん！
このような小上がりの
おこもりスペースになっています。
つまり、おこもり空間の中に、
またおこもり空間があるってこと。

もいっかいお見せしましょう、
北欧のインテリアを連想する
ラタン扉の右側は
ウォークインクローゼット。
左側の扉にあしらわれた
ヌメの質感が味わえる
レザーの取手を引くと…

そこは、特別感のあるおこもりスペース。
移動可能なオリジナルの照明や
棚、コンセントがあるので
書斎にも使えるし、

セミダブルベッドが
ぴったり置ける広さなので寝室にも。
このスペースをどう使うか
考えるのもまた楽しいですね。

それではここで間取り図を。
さきほどのおこもりスペースと
キッチンを除いても
11.4帖の広さの居室があるお部屋。

長方形の居室は
短いほうの横幅が2メートルほどあり、
ダイニングテーブルも
ソファも余裕で置けてしまいます。

キッチンは少し奥まった場所にあり、
居室とはゆるやかに
ゾーニングされているのがうれしい。
マットなモスグリーンが
無垢床に映える
家具のようなキッチンだけど、
コンロはちゃんと2くちありますからね。

この素敵なモスグリーンが
お部屋のキーカラーでして、
玄関扉を開けると
同色のシューズラックが
出迎えてくれます。

玄関から居室へは、
写真奥の右側の扉を開けて。
左側の扉の奥はサニタリーで、

ここにもあのモスグリーン！
ひろびろした洗面台や
ミラーが物語るとおり
かなりゆったりした空間なので、

トイレと同室でも
気にならないんじゃないかな。
そして、そうです、
タオルハンガーはまたモスグリーン。

その先にあるお風呂は
完全に独立したプライベートな空間。

特別感のある寝室とか
ゆるく仕切られたキッチンとか
独立したバスルームとか、
「こうだったら良いな」を
ぜんぶ叶えてくれる
ワンルーム、最高！

場所は、東京・巣鴨。
都営三田線 西巣鴨駅から
徒歩4分の好立地です。
「ザ・巣鴨」な商店街までも
歩いてすぐですし、
周辺を散策するたびに
お洒落なカフェや人気の餃子屋
などが見つかる魅力的なエリア。

巣ごもりのように
ひたすら部屋で過ごすのが好きな人も、
たまには近所を散歩したいもの。
その意味で、インドア派の人こそ
じつは住環境にこだわる必要が
あるんじゃないかと思うのですが、
この部屋と街の組み合わせは
なかなか良いのではないでしょうか。