近所をぶらり散歩していると 「あらっ？」と足を止める建物に出会うこと、 ありませんか。私はあります。 ここも、見かけたらきっと きっと足を止めるだろうな、と思います。

重厚な石造りとホワイトの エレガントなコントラストと

物語が始まりそうな 黒アイアンの門扉。 異国のエッセンスが散りばめられた ファザードは心惹かれるものがあります。

ここは3戸が連なるテラスハウス。 そのうち「F号室」と「G号室」の 2戸が入居者さんを待っています。 1階がフリースペースになっていて、 2・3階が住居というつくり。

まず「F号室」から見ていきますね。 各門に記された号室名は手描きなのだそう。

ポーチをまっすぐ進むと 玄関にたどり着くのですが、 まず間取り図を。

2LDK＋フリースペース というゆとりのある間取りです。 2階で団らんを楽しんで、 3階は寝室…というイメージでしょうか。 それにしても 1階のフリースペースが 気になりますね…！

13.4帖と何かを始めるのに ちょうどいい広さ。 電動シャッターも付いています。

もちろん自分用の趣味の空間や、 絵を描く方ならアトリエに、 ペット可なので ワンちゃん猫ちゃんの遊び場に。 今の時代、動画配信の スタジオにするのもありですね。

個人的にはこの素敵な建物の中で 小さなショップが誕生したら 素敵だろうな～と妄想します。

右奥に見えるガラスの引き戸から 住居スペースのエントランスへ アクセスすることができます。

活動的に使いたいフリースペースと ゆっくりしたい居住部分。 きっちり分かれているため 生活にメリハリが生まれそうです。

2階にあるのはLDKとサニタリースペース。 内装も外観に合わせてヨーロピアン？　 と思いきや、すっきりプレーンな内装。

どんな家具でも受け入れてくれそうな 懐の深さをかんじます。 私なら、ローソファを配置して近ごろ流行りの ジャパンディスタイルに挑戦してみたいです。

部屋をやんわり区切る、L字型の くすみグレー、味わいがあるなと思ったら 職人さんによる手塗りだそうですよ。 その壁の向こう側は…

洗練されたデザインのシステムキッチン。 グリル付きの3くちコンロに食洗機付き。 このスペック、賃貸ではなかなか お見受けしないかも。

吹き抜けになっているのもポイントです。 高い位置にある窓からリビングに やんわり光を落としてくれるので、明るさは十分。

サニタリールームも 広々していていいですね。

洗面スペースとトイレがシームレスですが トイレがくぼみにすっきり収まっていて まるでホテルのようなおももち。

ガラス扉の向こうにバスルーム。 なんと！　ブラックのバスタブとは なかなかお目にかからないナイスデザイン。

3階には使い勝手のよさそうな洋室が2つ。 まずはシンプルな6.8帖のお部屋です。 収納はありませんが、 部屋を出てすぐの場所、 階段の踊り場に収納がありますよ。

そして7.1帖の洋室には 室内窓がありまして…

吹き抜け側に設置された 黒のシックな格子窓。 外につながる窓からの光、 スッ…と垂れ下がるまん丸のランプ。 心ときめく光景です…！

部屋とシームレスにつながる ウォークインクローゼットは大容量。 開放感がほしいならそのままで。 ファブリックで目隠ししても 素敵なアクセントになりそうです。

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では続いてもうひと部屋、 「G号室」も見てみますね。

この部屋にも、1階に心躍る フリースペースがあります。

こちらのフリースペースは11.7帖。 同じように、 電動シャッターが付いています。

先に紹介した「F号室」と同じく、 2階にはLDKとサニタリースペース。 暮らしやすい間取りですよね。

LDKには掃き出し窓があり、 陽光をたっぷり取り込んでくれます。

掃き出し窓に腰高窓、そしてスリット窓。 いろんなデザインの窓から 光が注ぎ込んでいます。

さらにこの部屋にも吹き抜けがあり、 明るさと開放感が 癒やしのリビングを生み出しています。 両サイドに3階洋室の室内窓が見えますね。

掃き出し窓の向こうにはベランダが。 塀に高さがあり、 外からの目線が気になりません。

さて部屋に戻って。 システムキッチンも抜かりなく、

収納も多め設計で 食洗機に3くちコンロ付き。 間違いなく頼りになりますね。

「G号室」はトイレが個室になっていて

隣にバスルームと サニタリールームがあります。

ゆとりのある広さは 朝の身支度、夜のバスタイムも 優雅にしてくれそうだ…。

3階には洋室がふたつ。 6.8帖の洋室は ベッドルームにいかがでしょう。

7帖の洋室は、部屋の両サイドに ワークスペースが1カ所ずつありまして

うーんこの…！！ こっそりこもれそうな空間！！ 大好きすぎるんですが…。 コンセントの差込口もありますね。 右側にあるのが吹き抜け側の室内窓。

反対側にも同じ仕様の ワークスペースがあります。

同じお家に住みながらにして 窓越しに会話できるとは、 まるで映画の世界。 「おーい、そろそろごはんにする？」 そんな楽しい日常が待っていそう。 室内窓ってどうしてこんなにワクワク するのでしょうね。

……という、見どころ満載、 要素たっぷりのテラスハウス。

この物件はヨーロピアンスタイルが特徴の 「LienteⅡ（リエンテ・ツー）」といいまして、 同シリーズのマンションが隣接しているとか。 なので、この集落が ほんのり異国のような町並みに なっているのも魅力のひとつです。

ふと足を止めたくなるような 雰囲気をまとう場所で、 新たな暮らしをスタートさせるもよし。 または小さなベーカリー、 レザークラフトの工房兼ショップ、 ヘルシーなパーソナルジムやヨガスタジオ、 オーセンティックなバーもよさそう… 妄想は止まりませんが、 ともあれ夢だったショップを 始めるのにも最適の場所だと思いますよ！