
いま、お米に向き合いたい。かまど付きの長屋ではじめる芯のある暮らし (大阪市大正区62㎡の賃貸物件)
炊飯器の早炊きボタンに頼る日々。
慌ただしい生活のなかで、
ふっくら艷やかに炊きあがった
お米の輝きや、ほんのり甘い香りに
最後にちゃんと感動したのは
いつだっただろう。
気づけば“主食”なんて呼べないくらい
値段が跳ね上がった今になって、
そのありがたさがじんわり沁みてくる…
ならば、とことん向き合ってみよう。
火と、米と、自分の暮らしに。
そんな気分にふさわしい
リノベ長屋、見つけました。

外観は控えめだけれど、
つい足を止めてしまう存在感。
銅の箱軒と黒タイルが
渋く静かに光っています。

扉を開けた瞬間、
「おかえり」と言われた気がしました。
飴色の建具と対照的な
やさしい色の木肌で覆われた靴箱には
季節の花を飾ってみたくなります。
そして、靴を脱ぐ間に
奥からふわっと漂ってくるいい匂い。
その正体は、のちほどご紹介しますね。

部屋に進むと、こぢんまりした
カウンターキッチンがお出迎え。
遊びに来てくれたお客さんに
「まあ、まずは座りいや」と
言いたくなる、近すぎず遠すぎない
ちょうどいい間合いです。
キッチンはコンパクトだけれど、
2くちのIHコンロがあれば十分。
その理由もまたのちほどご紹介します。

一段下がった隣のスペースはリビング、
その奥に中庭が見えます。
ここでソファに座って
くつろぐ時間がなによりの癒し。
しかもこのソファ、
オーナーさんのオリジナルなんです。
唯一無二の、至福の居場所。

中庭をぼんやり眺めていたら、
「桶と柄杓、買おうかな」と思い立つ。
長屋で打ち水、実はずっと憧れていました。
はい、“まずは形から”のタイプです。
中庭の横には、板張りの壁と
サイディングが隣り合う不思議な景色。
古さと新しさが自然と肩を並べています。

LDKもまた、新旧の混ざり合いが美しい。
あえて色を揃えていない新しい床と家具が
天井や欄間の渋さをより引き立てています。
時間を重ねてきたものと、
これから育っていくもの。
それらが馴染んでいく過程も
暮らしの楽しみになりそうです。

中庭の奥は、
勾配天井とOSB合板の壁が
山小屋っぽさを醸す
愛らしい水回り。
ここなら中庭まですぐだな。
ええ、まだ打ち水のことを考えています。
お風呂は新しく清潔なユニットバス。
ここはやっぱり
「使いやすさ重視」ですよね。
というわけで、続いて2階へ。

キッチンの背後にある
造付けの階段を、トントントン…

と上がった先には、
日本家屋のすばらしさが
詰まった伝統的な和室が2間。
ご覧ください、繊細な意匠の建具と、
壁抜き欄間の美しさ。
もしかしてこのお家、
もともと格式のあるお宅だったのかも…
なんて想像したくなる佇まいです。
ガラスも今では貴重なものばかり。
ひとつひとつ、大切に
扱われてきたのが伝わります。

押し入れの趣ある引き戸は
「舞良戸(まいらど)」。
室町時代から続く、由緒正しき建具です。
向かいには立派な床の間もあり、
シンプルな空間なのに
背筋がすっと伸びる
凛とした空気に満ちています。

いちばん奥には、小さな縁側。
見つけた瞬間、
「箒、買おうかな」と思いました。
畳と縁側には、それが一番似合う。
逆側には小上がりになった
物干しデッキがありました。
きれいに手入れされていて、
洗濯専用にするのはもったいない。
椅子を置いて腰かけて、
心地良い風を顔に感じてひと息。
ついうとうとするまでが、
我が家の習慣になりそうです。
ひととおりお家をご紹介した
このタイミングで、
いよいよ主役の登場です。
1階へ戻ると──

階段を下りてすぐの場所に、
堂々と鎮座する立派なかまど。
もちろんちゃんとご飯が炊けます。
周囲の壁の仕上げも相まって、
まるでタイムスリップしたような
気分になりますね……。

間取り図では、玄関の隣、
1階の右下に並ぶ
愛しい三つの丸がかまど。
気になる場所は、大阪・大正。
駅から20分ほど歩きますが、
途中の商店街でお惣菜を買って
お腹を空かせて帰宅しましょうね。

家に着いたらすぐお米を炊く準備をして、
「今日もよく頑張ったなあ」なんて
火を眺めながら
かまどと語り合う1日の終わり。
いい匂いがしてきても、焦らずに。
あと少しだけ我慢して蓋を開ければ、
ツヤツヤ輝く
ごはんが炊きあがっています。
それに買ってきた惣菜があれば
とびきりのごちそうの完成。
少し不便。だけど、それがいい。
忘れていた幸せを、
そっと思い出させてくれる存在。
かまどの使い方がわからない方は
5月10日に開催される
かまどご飯炊き体験に
参加するのもいいかも。
かまどが生活の中心にある
新しくて懐かしい暮らし、
はじめてみませんか?
慌ただしい生活のなかで、
ふっくら艷やかに炊きあがった
お米の輝きや、ほんのり甘い香りに
最後にちゃんと感動したのは
いつだっただろう。
気づけば“主食”なんて呼べないくらい
値段が跳ね上がった今になって、
そのありがたさがじんわり沁みてくる…
ならば、とことん向き合ってみよう。
火と、米と、自分の暮らしに。
そんな気分にふさわしい
リノベ長屋、見つけました。

外観は控えめだけれど、
つい足を止めてしまう存在感。
銅の箱軒と黒タイルが
渋く静かに光っています。

扉を開けた瞬間、
「おかえり」と言われた気がしました。
飴色の建具と対照的な
やさしい色の木肌で覆われた靴箱には
季節の花を飾ってみたくなります。
そして、靴を脱ぐ間に
奥からふわっと漂ってくるいい匂い。
その正体は、のちほどご紹介しますね。

部屋に進むと、こぢんまりした
カウンターキッチンがお出迎え。
遊びに来てくれたお客さんに
「まあ、まずは座りいや」と
言いたくなる、近すぎず遠すぎない
ちょうどいい間合いです。

キッチンはコンパクトだけれど、
2くちのIHコンロがあれば十分。
その理由もまたのちほどご紹介します。

一段下がった隣のスペースはリビング、
その奥に中庭が見えます。
ここでソファに座って
くつろぐ時間がなによりの癒し。
しかもこのソファ、
オーナーさんのオリジナルなんです。
唯一無二の、至福の居場所。

中庭をぼんやり眺めていたら、
「桶と柄杓、買おうかな」と思い立つ。
長屋で打ち水、実はずっと憧れていました。
はい、“まずは形から”のタイプです。

中庭の横には、板張りの壁と
サイディングが隣り合う不思議な景色。
古さと新しさが自然と肩を並べています。

LDKもまた、新旧の混ざり合いが美しい。
あえて色を揃えていない新しい床と家具が
天井や欄間の渋さをより引き立てています。
時間を重ねてきたものと、
これから育っていくもの。
それらが馴染んでいく過程も
暮らしの楽しみになりそうです。

中庭の奥は、
勾配天井とOSB合板の壁が
山小屋っぽさを醸す
愛らしい水回り。
ここなら中庭まですぐだな。
ええ、まだ打ち水のことを考えています。

お風呂は新しく清潔なユニットバス。
ここはやっぱり
「使いやすさ重視」ですよね。
というわけで、続いて2階へ。

キッチンの背後にある
造付けの階段を、トントントン…

と上がった先には、
日本家屋のすばらしさが
詰まった伝統的な和室が2間。
ご覧ください、繊細な意匠の建具と、
壁抜き欄間の美しさ。
もしかしてこのお家、
もともと格式のあるお宅だったのかも…
なんて想像したくなる佇まいです。

ガラスも今では貴重なものばかり。
ひとつひとつ、大切に
扱われてきたのが伝わります。

押し入れの趣ある引き戸は
「舞良戸(まいらど)」。
室町時代から続く、由緒正しき建具です。
向かいには立派な床の間もあり、
シンプルな空間なのに
背筋がすっと伸びる
凛とした空気に満ちています。

いちばん奥には、小さな縁側。
見つけた瞬間、
「箒、買おうかな」と思いました。
畳と縁側には、それが一番似合う。

逆側には小上がりになった
物干しデッキがありました。
きれいに手入れされていて、
洗濯専用にするのはもったいない。
椅子を置いて腰かけて、
心地良い風を顔に感じてひと息。
ついうとうとするまでが、
我が家の習慣になりそうです。
ひととおりお家をご紹介した
このタイミングで、
いよいよ主役の登場です。
1階へ戻ると──

階段を下りてすぐの場所に、
堂々と鎮座する立派なかまど。
もちろんちゃんとご飯が炊けます。
周囲の壁の仕上げも相まって、
まるでタイムスリップしたような
気分になりますね……。

間取り図では、玄関の隣、
1階の右下に並ぶ
愛しい三つの丸がかまど。

気になる場所は、大阪・大正。
駅から20分ほど歩きますが、
途中の商店街でお惣菜を買って
お腹を空かせて帰宅しましょうね。

家に着いたらすぐお米を炊く準備をして、
「今日もよく頑張ったなあ」なんて
火を眺めながら
かまどと語り合う1日の終わり。
いい匂いがしてきても、焦らずに。
あと少しだけ我慢して蓋を開ければ、
ツヤツヤ輝く
ごはんが炊きあがっています。
それに買ってきた惣菜があれば
とびきりのごちそうの完成。
少し不便。だけど、それがいい。
忘れていた幸せを、
そっと思い出させてくれる存在。
かまどの使い方がわからない方は
5月10日に開催される
かまどご飯炊き体験に
参加するのもいいかも。
かまどが生活の中心にある
新しくて懐かしい暮らし、
はじめてみませんか?

いま募集中の物件一覧
お部屋探しに!今空いている物件だけを絞り込んで探せます
詳しくはこちら