ああ、この色合わせ、大好き。
グレーの壁に飴色の家具、
艶を抑えたフローリング。

トーンが抑えられた部屋は、
滲み出る上質感、大人の色気。
間取りはなかなかユニークですよ。

玄関を入ると、ぐるり壁に沿って
カウンター、キッチン、ベンチ、
カウンターと続き、
自然と回遊できる便利なつくり。
奥まった寝室、そして終着点は「DEN」。
憧れの、DEN！
物件ファンファンさんなら
もう馴染みの言葉かもしれませんね。
「巣穴」や「洞穴」といった意味のスペースです。
こちらのDEN、エントランスへも
直接行き来ができるので、
部屋をくるり一周できるというわけ。

面白いな、と思ったのが、
この洗面台の位置。

普通、あまり思いつかない。
リビングダイニングに、このスペース。

部屋の真ん中にバス、トイレがあり
そちらにも洗面スペースはあるのですが

朝の光を浴びながら支度をすることを
想定したんじゃないのかなぁ、と。

顔洗って、歯を磨いて…、って
もちろん窓のない洗面所でも
普通にこなせるけれど
陽射しを浴びながらだと、
その時間がもっと気持ちよく
特別なものになるんじゃないかしら。

洗面台の隣に、レコードプレーヤーを置く。
なかなかない光景だけれど、
リビングだから、ありうる光景に。

毎日のルーティーンだからこそ、
グッと気分が上がる時間になったら、最高。
ベンチに座って音楽を聴きながら
ゆっくり歯を磨いたりして。

木々が出迎えてくれる
エントランスもまるでホテルのような
シックな雰囲気。

一歩足を踏み入れると
ブラック×木の組み合わせが
クールでモダンな空間です。

では、玄関からぐるりと順に
巡ってみましょう、

まず窓辺にカウンターがあり

飴色のキッチン、

ベンチと洗面台があるダイニング、

シンプルなリビング、

薄暗い寝室へストン。

そして、DEN。

薄いカーテンを引いたら
魅惑のおこもり部屋。
どうですか？
何だか、心地よい流れではないですか。

1日の始まりから終わりまで。
起床から出発まで。
帰宅から就寝まで。
日々の暮らしが、するするりと

そして、風も、光も、
心地よく流れていく部屋。

回遊しながら、どのスペースにも
落ち着ける居場所がある、
それってすごく魅力的ではないですか。

壁に沿う本棚の淡い緑もまた良いですね。
本は、閉じた部屋に並べるより、
誰もが見えるところに並んでることで
目に留まり、手に取りやすく、
ずっと生きる気がするんです。

ベンチや洗面カウンターの下は
収納スペースになっていて
家具は殆ど置かなくて済みそう。

あえて見せる収納にすることで
要らないものを
どんどん手放せそうな気がしますよ。

DENの壁は有孔ボードになっていて
これは腕の見せ所ですね。

キッチンツールも
色形がガチャガチャしないように
厳選したものたちをスタメンに。

スタイリッシュなんだけど、
小人帽みたいなポチッと突き出た
ライトがチャーミング。

壁がカーブしてるだけで
何だかアーティスティックなトイレ。
自宅じゃないみたい！（？）

キッチンの向こうで
仕事している姿、というのも
なかなかユニーク。

家に仕事を持ち込みたくないなら
趣味、読書スペースにももってこい。

マンションが建つのは
ソメイヨシノ発祥の地、駒込。
山手線と南北線の2線が使えるという
利便性の高い立地ながら
下町情緒と自然あふれる落ち着いた環境です。

ちょっと大人な街の大人な空間、
自分の手で彩りを添えていくのが
きっと楽しみになりそう。

ちょっと変わり者なのに
そんな素振りは見せず

クールな顔して佇む君。
そのギャップに思わず胸キュン。
相当にモテるタイプと見ましたぞ。