緑豊かな山景に映える美しい古民家。
眺めているだけで頬が緩むような
光景ではないですか。

立派なお庭まであって理想的。
でも、どうせ辺鄙な場所なんでしょう？
と思ったら、京都市の中心部から
車で30分〜40分ほど。
公共交通機関を使っても
1時間かかるかかからないかの距離に、
このすばらしい環境とお家があるんです。

山裾に広がる約179坪の敷地に建つ、
リノベ済の古民家や蔵など5棟の建物。
しかも賃貸物件です。
建物がたくさんあるので
まずは敷地図をご覧くださいませ。

A、B、C、D、Eと5つある建物のうち
メインはB棟（母屋）。

B棟は、広いLDKと
3つの和室を備えた平屋です。

それでは玄関からまいりましょう。
石が敷かれたアプローチを抜けて
引き戸をカラカラと開きますと…

広く味わい深い玄関土間が。
もうね、この時点でノックアウトですよ。

和室は続き間になっていて、
各部屋の襖を開け放てば
玄関脇のお部屋から奥の部屋まで
視界がすうっと一直線に。

お庭側には縁側がのびています。

日当たりもよく、これまた理想的な縁側。
日向ぼっこと雑巾がけが捗るだろうな。
雑巾がけって体幹トレーニングに
めちゃくちゃ良いらしくて、
本気でやりたいと思ってるんですよね…。

お庭から縁側を見るとこんなふう。
そう、冒頭でご紹介した
頬が緩んで仕方がない光景です。
夏になったら家族で並んで座って
スイカを食べたり、線香花火をしたり。
夢にまで見たもろもろが叶いますね。

一方、玄関からLDK側に上がれば、
驚くほど開放的な空間がどーんと。
どこまでも続きそうな
フローリングの床、見上げれば圧巻の梁。
和室とのギャップと開放感のすごさよ…！
こちらにも小さな縁側があり、
その奥には山裾の自然が広がります。

古民家の雰囲気になじむよう
腰壁に木をあしらったキッチン。

内側には最新型の
システムキッチンが入り、
壁一面がタイルで覆われています。
ほかにもLDKには床暖房が
備わっていたりと、
生活しやすさに配慮した
リノベ物件ならではの
うれしいポイントがたくさん。

LDKの奥に見えるサニタリーは
よりモダンに振り切っていて、

ホテルライクな洗面台と、

バスルーム。
いやいや、このお風呂は
ホテルライクというか
完全にホテルでしょう！

トイレに至るまで、
手抜きは一切なしの
素敵すぎるお家なのでした。

次、お隣のA棟はB棟とつながっていて、
さきほどご覧いただいた縁側の奥に
A棟の入口があります。

外から見るとこのような位置関係。
右がB棟（母屋）で、左がA棟。

外観でお気づきになったでしょうか、
A棟は蔵です。
もちろんここもリノベ済み。

きゃあ、天井高い、素敵！

しかも蔵からも
お庭を眺めることができるのですよ…。
A棟（蔵）はアトリエや作業スペースに
もってこいだと言いたかったのですが、
きれいにリノベされていて
エアコンも付いていて、
ふつうに住めるやんと思ってしまいました。

…ここまででまだ敷地全体の半分も
ご紹介できてないので、駆け足でいきますね。
続いてご覧いただくのはC棟（納戸）。

深い軒下が特徴的な
2階建ての建物でございます。
この広い軒下のスペースは
その昔、雨や雪の日に作業をしたり、
物を干したりするのに
使われていたかもしれないとのこと。

納戸なので採光のための窓はないのですが、
2階には漆喰の虫籠窓が。
大人が立てる高さがあるそうなので、
おこもり部屋にするのも良いですね。

最後にご紹介するE棟（離れ）は
昭和51年築で、5棟の中では
比較的新しい建物。

母屋と同じくLDKと和室のある平屋ですが、
こちらの和室は二部屋。
離れにしては立派な玄関を上がると、

正面に二間続きの和室。
立派な縁側とお庭があるのも
母屋と同じです。

LDKは母屋より洗練されているかも。
モダンに仕上げられた勾配天井がかわいい！

水回りは
デザインも使い勝手も良さそうな
洗面台があるのですが、

お風呂はシャワーのみ。
E棟（離れ）の隣に
バスタブ付きの浴室とトイレのみで
構成されたコンパクトなD棟があるので、
そちらを使ってもいいかもしれません。

ふう、これで5棟のご紹介が終了！
こんなお家で暮らせたらそりゃあ素敵だけど
さすがに広すぎ＆建物多すぎと
思った方もおられるでしょう。
そんな方のために、
E棟（離れ）を除いた
母屋、蔵、納屋のみ利用の
プランもございます。

もしくは5棟とも借りて
二世帯で住むのも楽しそう。
親の世帯と一緒でもいいし、
兄妹やお友だちの世帯と一緒に
住むのはダメなんでしょうかね。
最高の環境のなかでの
気が置けない人たちとの愉快な暮らし、
憧れているのだけれど。

あるいは、事業用に使うという手も。
隠れ家的なギャラリーや
ショールームにしたら、
きっと特別な空間になるはず。

…などとあれこれ考えているうちに
無限に時間を食われるこちらの物件。
自分ならどう暮らすか、どう使うか、
まずはゆるりと妄想をお楽しみくださいな。