このお家の周りだけ違う空気が 流れている気がします。 場所は京都府京丹後市網野町。 琴引浜や夕日ヶ浦といった 美しい海をはじめ 豊かな自然に恵まれた 風光明媚な町です。

そんな長閑な場所に クラシックな 純和風建築のお家。

広がる青空の下でしんと建っています。

四季の情緒が似合いそうな佇まい。 いいなあ、日本。

それではお邪魔します。カラカラといい音を 立てそうな格子扉を開けてさあどうぞ。 和服が似合う雰囲気に期待感が高まります。

玄関に入ると足元には広い三和土。 見上げれば格子天井。格式のある雰囲気、 伝わりますか？

お家は3つの和室がある木造の平屋建て。 建物だけで130.05㎡あって広いこと。 含まれるインナーガレージには 車１台が駐められます。 車に乗らなくても徒歩圏内に スーパーがあるし、 それになにより海まで 歩いて５分というのが好き。

どこからお見せすればいいのか 迷ってしまいます。 まず床の間にしましょうか。 端正な障子戸を開ければ 廊下の向こうに見えるのは日本庭園。 訪れる小鳥の声が聴こえてきそう。

床の間は来客をもてなす空間ではあるけれど、 一人で小説を読んだり日記を書いたり、 ここで心静かに過ごしたい。

自由にたっぷり生けたお花で 贅沢な空間を飾りたい。

他に和室が2部屋あります。 こちらは床の間と同じ8畳。 夜はさらさらの畳の上に お布団を敷きたいなあ。

そしてこちらは6帖。いずれも 頼もしい容量の押し入れがあります。

庭の緑が映る廊下は、いつもきれいに 拭き上げてぴかぴかにしておきたい。 窓をきちんと閉めておけば、 外気温を和室に伝わりにくく してくれます。

家族が集うリビングは洋風。

キッチンは大きめシンクのシステムキッチン。 オール電化でコンロもIH。 太陽光発電システムも付いていて、 伝統的な純和風建築ですが 現代の使いやすさも兼ね備えています。

浴室も落ち着いた雰囲気です。 私、気づいてしまいました。 壁のタイルのかわいい花模様。 お湯に浸かってほうっと ため息ついて、 このお花を眺めちゃうんだろうな。

続いてこちらは洗面所。 ほんのりレトロかわいさもあり 優しいカラーです。

それからトイレはなんと2つ。 朝の忙しい時間に助かります。

純和風の邸宅に暮らしても、肩の力を抜いて いつものシャツとパンツで過ごしたい。 朝起きて顔を洗ってコーヒーを淹れて、 それから掃除して仕事して。そうしてある時、 「日本っていいよね」そうつぶやく気がします。

また、京丹後市へ移住をお考えの方へ リフォーム補助金もあるそうです。 気になる方はこちらもどうぞ。