長方形のシンプルな間取りに、
暮らしを豊かにするための、
快適にするための工夫が
たくさん散りばめられた古民家リノベ。

たとえば、ほら、
ダイニングキッチンの天井に
さりげなく網代が張られていたり、

ロフトへつづく階段下のスペースを
めいっぱいに使って
収納やカウンターデスクが
造り付けられていたり。

ほかにもダイニングキッチンに
床暖房が備わっていたりと、
40.72㎡の1LDKの中に
「ほしかった！」と思える要素が
ぎゅぎゅっと詰まっています。

外観は、コンパクトな平屋。
一見、のどかな環境にも感じますが、
じつはここ、京都駅から徒歩11分の距離。
つまりJR京都伊勢丹やポルタ地下街を
はじめとする商業施設はもちろん、
京都タワーや西本願寺、東本願寺といった
観光名所もすぐそこ。
わ、そんなに絶好の立地とは思わなかった、
おみそれいたしました！

写真奥の玄関から室内へ入ると、
目にも心地よさそうな
無垢材の床が出迎えてくれます。
天窓からやわからな光が
降り注いで、明るさも十分。

廊下の延長線上にあるLDKも
無垢床ですよ。
玄関で靴下も脱いで、
スリッパなんて履かないで、
裸足でペタペタと歩きたい。

実際に玄関から廊下を進んで
LDKに入るとこんな光景。
好きだなあ、この感じ。
暮らしのすべてが
目の届く範囲にあるけれど
圧迫感はなくて、自然素材が
あたたかな印象を与えるんだけど
上質な雰囲気もあって。

アースカラーで統一されたキッチンが
お部屋にしっくりなじんでいます。
2くちコンロにたっぷりの収納があり、
機能面も抜かりなし。

水栓やスイッチパネルなどの
ディテールがいちいちかっこよくて、
ここに立つだけで気分が上がります。

その向かいには、収納とカウンター。
カウンターはワークデスクにどうぞ。
階段や棚がうまく組み合わさっていることで
こもり部屋のように集中できそうです。

右に目をやればお庭の緑が見え、

その奥には小上がりの2.65帖の和室。

階段を上った先にあるロフトか和室か、
どちらを寝室にしましょうかね。

ロフトは4帖以上の広さがあるうえ
エアコン付き、

高窓からの光が注ぐので
収納兼読書などのスペースにしても。
よりワクワクできるほうの案を
優先しちゃいましょう。

サニタリーはトイレと洗面が同室ですが、
ホテルのように機能的かつ
スタイリッシュな空間。

お風呂は広く明るく、日々ゆったりと
バスタイムが楽しめそうです。

京都駅を拠点に生活できる、
機能性とデザイン性が詰まった
コンパクトなお家。
ひとり暮らしの住居はもちろん、
集中して作業するための仕事部屋や
京都のセカウンドハウスとしても
たいへんに魅力的ではないでしょうか。