明るめな色味の足場板が 敷き詰められた11.6帖は、 カフェをイメージして リノベーションされたもの。

わかるー！ カフェ感あるー！

ビルの一室を使い 抜けるだけ抜いて作られた 手作り感の残るカフェ的空間。

この物件も 天井も壁も抜かれて 躯体表しになっており、 塗料が塗られていない 2.7mの高い天井にはダクトや ライティングレールが走っています。

一方で壁には塗料が塗られていて、 とりわけ玄関周りの コンクリートブロック壁は あえて綺麗な化粧をしないことで ほどよくラフな雰囲気に仕上がってる。

メインの照明は レールライトのようですが、

考えられた照明の配置が 白い壁に光を回し、 室内の空気感を温かく、 柔らかくしてくれています。 そしてそう！ カフェで空間をゾーニングする アイテムといえば こういうオープンラックですよね。 めちゃくちゃカフェ感！

おしゃれな雑貨や洋書、 写真集やビジュアルブック、 古い文庫や昔の写真なんかも 飾ったらきっと良い感じに。

そしてキッチンカウンター！

このカウンターにも 一捻りがあって、 前面に書籍やら小物を 飾ることが可能な凹凸を 有してるんですよ。

しかも 何も飾らなくっても 木材の凹凸で表情がある。

考えられてるー！

足すもよし、足さないもよし。 自分なりのおしゃれに まとめ上げられる良いアイデア！

カウンターの奥にちらと見える 作り付けられたコンロは2くちで 調理もドリンクもござれな設備。

友人とカウンターを挟み 自慢の料理屋ドリンクを サーブしながらの会話は きっと楽しいものに。

シェルフから 最近手に入れた写真集を持ち出し アート談義に花を咲かせる姿が もう目に浮かぶ。

そしてね、 カフェといえばトイレ。

じゃないですか？ カフェのおしゃれさは トイレにも現れると思っているのですが、 こちらも良い感じに仕上がってます。

一段明るい床に 飾り付けるのに最適な 大きめの鏡。 バランスよく室内を照らす 埋め込みのダウンライト。

居室とはトーンを変えつつも ニュアンスは引き継いでおり、 住宅的な空間のつなげ方としても 適切かつカフェスタイルも崩していない 良い感じの仕上がり。

お風呂も十分な広さ。

1日の疲れを癒すのに、 お風呂時間も お部屋のカフェ時間も とても効果がありそう。

そんなお部屋が 東急目黒線不動前駅 徒歩8分の場所で 皆様のお越しをお待ちしております。

お友達と、恋人と、 カフェを楽しむ気持ちで 内見してみてくださいね。

文・森岡友樹 物件ファン初代編集長でアーティストで間取りストでプランナーでうどんの人。ついに最近不動産屋になったり、地域活性系アートイベントのプランニングしたり製麺所の新規事業を手伝ったり小説書いたり何でも屋感がますますましまし。HPは一生準備中。 Instagram