真っ白に塗られた壁と天井、
良い感じに経年した床のフローリング、
窓の外では、蔦をモチーフにした
手すりがなめらかなアーチを描いています。
その向こうには緑も見えますね。
なんとも異国情緒あふれるお部屋ですが、

場所は東京のど真ん中・荒木町。
荒木町といえば大人な飲み屋街の
イメージがありますが、
新宿や四ツ谷が徒歩圏内で
新宿御苑もすぐそこ。
都心にありながら豊かな緑も享受できる、
じつは住むのに最高の環境なんですよね。

そんな荒木町の北端、曙橋駅近くで、
ひときわ存在感を放つこちらの建物。
このポップでカラフルな外観に、
以前物件ファンでご紹介した
西馬込のお部屋を想起して

<https://bukkenfan.jp/e/10981386239017489723>

調べてみたところ、
同じ運営会社さんが所有する建物でした。
荒木町のほうの建物は、
その名も「ハプニングタワー」！
西馬込の「カサメヒカーナ」と同じく
共用部は色とりどりのタイルと
洞窟のような壁に覆われた
メキシコのホテルさながらの空間ですが、
お写真をお見せできないのが残念！
とにかく今回ご紹介するお部屋は、
そんな建物の3階にあります。

間取りは、ひろびろとしたワンールム。

二面採光と高い天井が印象的な
開放感のあるお部屋です。

しっかりした世界観をもつ
ディテールが空間に彩りを添えていて、
たとえばキッチンはこんなふう。
お花柄のタイルに、ホーローのシンク。
味わい深いキャビネットも相まって
まるでシャビーなインテリアのようですが、
3くちコンロにグリルも付いた実力派です。
あ、キッチン前にも窓があるってことは
うれしい三面採光なのかも。

収納もキッチンと同じく
シャビーなテイストが
お部屋の世界観にマッチ。
こういうの、本当に大事。

そして、お部屋の最大の特徴は
スケスケのサニタリー。
トイレ・バス・洗面が同室ですが、
ゆとりある空間にどっしり横たわる
猫足バスタブ、

その隣にはやはりタイルで覆われた
カラフルな洗面台。
そのまんま、メキシコのホテルです。

荒木町にあるこんなユニークな
お部屋で暮せば、
何かしらのハプニングや変化に
見舞われないはずがない。
人生に何かが起こるのを待っているのなら、
思い切って飛び込んでみてはいかがでしょう。