あの名作に思いを馳せて、元映画館・100年の歴史の続きをしよう。(兵庫県高砂市90㎡の賃貸物件)
建物に足を踏み入れると
真っ先に目に飛び込んでくる
絢爛なシャンデリア。
そのまま目線をあげてゆけば
あまりの天井高に驚きます。
果たして何に使われていた建物なのか
一見するだけでは想像もつきません。
とは言え、今回はタイトルで
すでに種明かしをしているわけですが…。
そう、ここは約100年前に
映画館として使われていた空間。
1世紀という時の流れが生み出した
経年変化だったり、渋みだったり。
そんなものが随所に散らばる、
まさに「唯一無二」という言葉が
ぴったりの物件です。
メインスペースは
大胆に全体を吹き抜けに。
2階の両サイドに
ちょこん、ちょこんとスペースがあります。
やっぱりまず思い浮かぶのはカフェ。
純喫茶っぽいインテリアで
流れるのは映画音楽。
タイトルはその日、その日の
気分で変えて。
映画館気分が味わえるよう
スピーカーにはこだわって。
映像はあえて流さずに
その映画を見たことがある人だけに
今聞こえてくる音楽が流れたシーンが
思い浮かぶ、なんていうのもおもしろい。
壁際にはぴっしりと
映画のパンフレットを並べるのもいいな。
「なんで映画音楽なんですか?」って
お客さんに聞かれたら
「この建物、実はですね…」と
会話の種にもなるのかも。
階段をのぼって2階へゆくと
なんだか秘密めいた小部屋になっています。
タイミングが良ければ座れる、
スペシャルな座席にぴったり。
宝物みたいな物件で 誰がどんな歴史を紡ぐのか 想像するだけで夢は膨らみます。
文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。16年で9回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk
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