お出かけした先の鄙びた温泉街や ふと思いついて下車した町でも出会う、 スナックなんかが集まって入っているビル。 みなさまの地元にもきっとありますよね？

その原型というか、 ビルではないけど…という 集合店舗が今回ご紹介する物件です。

コンクリートブロックに 木造亜鉛メッキ鋼板葺の2階建て。

いわゆる混構造という作りなのでしょう。

「王将飲食街」の看板が見えますね。

そう、飲食街。 うちの地元にもありました。

飲食街と言いつつも、 実際はほとんど全てスナック的なお店で 子供心に不思議に思っていたものです。 本物件もご多分に漏れず、 こちらの看板には屋号のみ表記で 業種業態の表記ほぼなし。

各お店の前には 業種業態の表記の看板があるようです。

「おもむき」や「郷愁」という言葉が 似合いそうな看板たち。

十数年ほど前までは営業されていたお店も いくつかはあったようですが、今は昔。 往時の賑やかさは推し量るのみに。

建物の構造的には こういった小さな店舗が集まった1階と、 大広間的な2階とで構成されているそうで 使い分けを考えて改装できそう。

という物件が、 気仙沼の内湾エリアに。

震災からの復興はすでにほぼ完了し、 できた町の隙間には Uターン者や移住者、 地域のやる気のある人や若者を中心に リノベーションやイノベーションが 進みつつある。

そして、 こういったスナックビルを ホテルへリノベーションするという 先進事例も出てきていますしね。

GOOD OLD HOTEL https://hotelier.jp/inboundnews/ma/20200817-5.html

ホテルにするのも良し、 ギャラリーやらが入った アートコンプレックスセンターなんかへの リノベーション、イノベーションの素材として こ・れ・は！ と思った方、いかがでしょう？