回廊のあるリノベマンションで、ホテルのような特別な時間を。(大阪市福島区61㎡の売買物件)
まるでドラマの世界から 飛び出してきたかのような スタイリッシュなデザインのお部屋。
たくさんのカッコよさ、居心地の良さの エッセンスが詰まった、ホテルのような リノベマンションのご紹介です。 かわいらしい手書きの間取り図。 収納や水回りなどの空間が お部屋の中央にコア状に まとめられており、 お部屋の中を一筆書きに 回遊することができます。 そのため玄関を入ると、 左右に廊下が続いています。 来客用とプライベート用のように 用途で上がり口を分けても 便利かもしれません。 回廊を進んだ反対側はメインの リビングスペースとなっています。 床や壁はさらりとした質感のモルタル。 打ちっぱなしのような荒々しさはなく、 どんなインテリアも しっくりと馴染みそうですね。 そして独創的なのが こちらのダイニングスペース。 お部屋の中央にガラス戸で仕切られた 小上がりがある、舞台と見間違えて しまいそうな空間です。 ガラス戸の上の垂れ壁は 男性の肩ほどの高さまで伸びています。 ダイニングに入るには少し頭を 下げる必要があり、さながら茶室の 躙り口(にじりぐち)のようです。 孤篷庵忘筌(こほうあんぼうせん) という茶室が京都にありまして、 そこの縁側は、上部が明かり障子、 下部が吹き抜けとなっており、 額縁のように切り取られた路地が 印象的な空間です。 こちらのダイニングも お気に入りの椅子やラグなどで コーディネートしたリビングを アートのように楽しめそうですね。 キッチンはほぼ正方形のアイランド型。 広い調理台に食洗機、 カウンターテーブルまで 一体になっているので、 料理からの食事、片付けという流れも スムーズです。 外周部分の壁の薄いグレーは 後退色なのでより奥にあるように、 コア部分の壁の白は進出色で より手前にあるように感じます。 この色の差が奥行きを強調して 空間をより広々と見せていますね。 お部屋の一角に設けられた 作り付けのベッド。 フロート感のある都会的な デザインながら、脚部にはコンセントも ついているので使い勝手も抜群です。 壁を照らす間接照明を ウォールウォッシャーと 言ったりするのですが、 下から上に向かって光を投じるのは なかなか珍しいですね。 観葉植物などを壁際に置いたりすると 印象的なシルエットが浮かび上がり、 昼間とは違った表情を 見せてくれそうです。 天井を直接照らすような照明器具は ついておらず、壁や床を 光源が下側に来ることで 明るさの重心が下がり、 より落ち着いた雰囲気を 作り出しています。 水回りもお部屋同様に 非常にスタイリッシュで、 こちらはころんとしたフォルムが かわいらしいトイレ。 間接照明で落ち着いた雰囲気と なっています。 大判のタイルやレインシャワーが 高級感を醸し出す浴室。 浴槽の脇に設けられた開口からは 廊下に置いたアートなどを 眺めることができますね。 お風呂の向かいに設けられた洗面台も、 キッチンカウンターなどと同材で 仕上げられています。 玄関横からリビングまで 壁沿いにまっすぐに伸びる収納。 リビングではレコードプレーヤーや テレビを置いて くつろぎの時間を楽しみ、 廊下の中ほどにはお気に入りの アート作品を置いて刺激を受け、 サニタリースペースの近くでは 腰掛けて歯を磨いて自分を メンテナンスする…。 シンプルな形状ながら場所や場面に よってその用途は自由自在です。 どんなインテリアをどんなふうに置いても バッチリ受け止めてくれる 今回のお部屋。 好きなものだけに囲まれながら、 思うがままに暮らしてみては いかがでしょうか。
文・佐藤シュン 浜松で設計事務所をやりながら、黒猫と暮らしています。
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