広々とした200㎡超えの 敷地に佇む一軒家。

元々の家が持つ魅力を大切にしながら、 大胆な柄と色使いで フルリノベーションされた 和洋折衷のお住まいです。

さらに、嬉しいことに家具付き！ レトロな雰囲気のあるこの家に ぴったりな家具が センス良く配置されています。

3LDKの間取りですが、 ２階の取り外された仕切りを戻せば、 4LDKとしても利用可能な柔軟なレイアウト。

おうちサロンや 小規模なビジネスを営むとしても この広さなら快適に過ごせそうです。

ではまずキッチンダイニングから お邪魔します。

ウィリアム・モリスの壁紙で 彩られた６帖の部屋。

キッチンはぴかぴかの新品で 壁には白いタイルが。

壁付けのレトロな照明が 窓の木枠をほんのり照らす様子が どこか懐かしく、 ほっとする温かさを感じさせます。

天井から吊るされた照明が 存在感を放ち、 空間全体を引き締めてくれています。

落ち着いた青い天井と 優しい照明。

水中植物を描いた壁紙の雰囲気そのままに たゆたうようなゆったりとした 時間が流れる空間です。

立派な和室が残されているのも 嬉しいポイント。

広縁もある！ ぜひともここで昼寝したり読書したり 気ままな時間を過ごしたい！

欄間の意匠も立派です。

影に浮かび上がる彫刻、美しいなあ。

雪見障子なのでガラス部分から外が見えます。

庭いじりして、ガラス部分から 風情ある庭が見えるようにしてみたい。

窓には雨戸が付いているので しっかり日除け&目隠しもできます。

ふすまの壁紙は イギリスのメーカーから取り寄せたもの。

炭で描かれたような、 松の葉先のような、 炭を上から見た図のような… 惹かれるデザインだなあ。

この和室、時間帯によって雰囲気が だいぶ変わるのも素敵。

客間、寝室、書斎、はたまた和リビング…

何のお部屋にするか迷いますねえ。

お隣の洋室も、キッチンダイニング同様 ウィリアム・モリスの壁紙が使われています。

チューリップの花と葉が描かれていて 春を感じさせるデザイン。

ヴィンテージ感のある壁紙の色合いが この家の趣にぴったりと調和しています。

天井もこだわられていて 凹凸の質感のある立体的な壁紙が 貼られています。

それにしても見てください、 この収納の数。

どの部屋も収納力抜群だけど ここは特に大容量。

大家族や荷物の多い方でも安心です。

お次は7.5帖のリビングへ。

立派な折り上げ天井で 縦にも空間を広く感じられます。

これまたレトロな照明が 独特の雰囲気を醸し出してくれていますね。

ダイニングキッチンと分かれているので 居室としても使えます。 応接室としても 使えそうな趣だなあ。

ソファの正面が壁面になるので、 シアタールームにしても良さそう！

２階にも広いお部屋がありますよ。

元々のお家の風情を 色濃く残している空間。

2階のお部屋の一角にも ウィリアム・モリスの壁紙が 使われていて、統一感がありますね。

今一度間取りを見ていただけると 分かるのですが、2階はもともと ２部屋ありました。 仕切りを取り払って 開放感のあるひと部屋としています。

というわけで、ここにふすま等を 再び設置したら、４LDKになる次第です。

家族が増えたら、来客が来たら、と ライフスタイルや家族の変化に 対応できるのも大きな魅力ですね。

水回りはすべて新調されていて快適。

タイルや小窓など昔ながらの良さは残しつつ 丁寧にリノベーションされています。

黒のインテリアで統一された シンプルな洗面台。

ホテルライクな雰囲気です。

最後に外を拝見しましょう。 その前にこの玄関。 曲線的な装飾、 室内ドアのデコラティブな取手、 懐かしくてかわいくて！

実家に帰って来たときのような ホッとする面持ちの玄関です。

外へ出ると、庭には大きな物置が。 自転車やDIYグッズ、庭のお手入れ用品を 収納するのにも十分な広さ。

駐車場には3台の車を駐められます。 これだけの広さがあれば 来客時も安心ですね。

玄関ドアはペールグリーンに 塗装されていてとってもかわいい！

まん丸のライトと タイルとの組み合わせも レトロで愛くるしい仕上がりです。

宅配ボックスが付いているのも 嬉しいなあ。

R407・R122まで車で約1分、 R50まで約2分という 車ユーザーには便利な立地。 また、北関東自動車道は車で5分、 太田桐生ICからも近く、 練馬ICまでは車で80分。 東京方面からの移住を考えている方にも 魅力的な立地です。

大人のお泊まり会とか、 友達家族を呼んで 夏休みの思い出作りをしたりとか、 大人数での時間を楽しく過ごせそう。

その一方で 庭いじりしたり、 広縁でまったりしたり、 そういうおこもり時間も 充実して過ごせること間違いなし。

どんな暮らしも受け止めてくれる 懐の深いリノベ物件です。

文・戸田江美

デザイナー。荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e

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