これは室内窓かな？ ロフトかな？ 組まれた梁もかっこいい古民家リノベ。 そもそもこの写真はどこから撮ったのか、 大いに気になるし、期待も高まります。

ダイニングキッチンと洋室に ロフト、坪庭、ルーフバルコニーも ついています。 1DK+ボーナスポイントが盛りだくさん といったところ。

うふふ、まずは玄関で 驚いてくださいな。 わかります？ 三和土の部分に 間接照明が仕込まれているんです。 このこだわり具合、とっても好きです。

見上げると冒頭でお見せした 梁が見える吹き抜けです。 古民家の資料館や博物館といった おもむきがあります。

あんなところに小窓があるんだ。 なるほど、最初の写真はあの窓から 見た光景だったんですね。 ちなみに下の、扉のあるところは トイレだそうです。

柵がないから注意が必要だけど ちょっとした荷物なら置けそうですよ。 軽いオブジェを飾ったりも。 個人的には、大きな虎のぬいぐるみが 見下ろしてくれていたら楽しいだろうな。

リビングまでの廊下は、なんだか 古い学校を思い出します。 雰囲気がすこぶる良いですね。

扉を開けると、とっても明るい リビングダイニングでした。 掃き出し窓の向こうは縁側に坪庭。 そちらは後ほどご紹介しますね。

白い壁に渋みのある木材が相性抜群。 落ち着きのあるカラーリングに 癒やされます。 アンティーク調の家具が良く似合いそう。

あ、床下収納があるんですね。 梅酒やらっきょうなどを ガラス瓶にたくさん作って、 ここでゆっくり熟成させたいな。

ロフトへ上がるはしごは、 傾斜がゆるくて上がりやすそう。

ロフトは6帖もあって、なかなかの広さ。 大人2人で寝ても大丈夫。 小窓を開けると、最初にご紹介した トイレの上です。 玄関の吹き抜けが見えますよ。

梯子はこちらに引っ掛けて、壁際に 収納することもできるそうです。 ロフトは物置専用にして、 普段はスッキリさせておくのも アリですね。

リビングとトイレの間に5帖の洋室が あるので、こちらを寝室にしても良いかも。 木材の色味がなんとも良くて、 リビングと同じく、居心地よさそう。

クローゼットも備え付けられていますよ。

レトロなルックの室内ですが 以前のリノベ時に、水回りは全て 使いやすいものに入れ替えられています。 グリル付きの2くちコンロのキッチンに…

追い焚き機能付きのお風呂。

トイレは洗浄便座です。

洗面室兼脱衣所はトイレの後方、 浴室のすぐ横に。 洗面台はコンパクトですが、 デザインが素敵でうれしいな。

洗面ボウルの上には こんなかわいい収納棚もあるんです。 すりガラスの扉が、たまらないかわゆさ。

洗濯機置き場もちゃんとありますよ。 収納棚やラックも置けそうなスペース。 掃除道具なども、こちらにまとめて 置けそうですね。 動線が良すぎて小躍りしたくなっちゃう。

洗濯物は坪庭を通って、 ルーフバルコニーで干せば、 きっとよく乾きますよ。 それにしても、かわいいお庭だなあ。

坪庭には階段があり、その下に ちょっとしたスペースを発見。 アウトドアグッズを収納したり、 植木鉢を置いたり、 お楽しみのワクワク空間。

そして、ちょっとスリリングな 階段を上がりますと…

これまた特別感たっぷりな ミニマムサイズのルーフバルコニー。

洗濯物を干した後、しばらくぼーっと 流れる雲を眺めたくなる開放感が すばらしい。 朝いちばんに洗濯を干せば、シャキッと 目が覚めそうだし、夕方、洗濯を取り込む ときには、空いっぱいの夕焼け空で リラックスできるだろうな。

右側の玄関がご紹介のお部屋。 この奥まった感じがお好きな方、 結構いらっしゃるのではないでしょうか。 かくいう私も大好きです。

玄関の前も細い路地。 隠れ家的で、秘密を分かち合うような 気分にひたってしまいました。

最寄駅は大阪メトロ谷町線、喜連瓜破駅、 「きれうりわりえき」と読みます。 大阪の難読地名として有名ですが、 天王寺へは12分くらい。 梅田へも、乗り換えなしで30分ほど。 駅周辺には大型スーパーや飲食店が たくさんあり、アクセスのよさに加えて、 こちらはペットも相談可能です。 このお家賃でこの広さ、 設備と条件も魅力的な やすらぎの古民家リノベでした。

文・葱山紫蘇子 大阪で娘3人息子1人と暮らす独り身。元劇団維新派役者竹山らいち、元ミニシアター従業員、元介護職。建物と書き出し小説と漫画と毛布のヘリが大好き。 Lit.Link